喜寿のお祝いに両親の似顔絵や、名前の詩を贈ったら、思った以上に喜ばれたのでおススメ。
似顔絵や名前詩はサプライズにもなり周りの人に褒められて、さらにじわじわくるプレゼント
私の田舎の父が喜寿を迎えたので、プレゼントに何か面白いものはないかなぁと思っていました。誕生日プレゼントと言っても、喜寿や古希や還暦など、節目の年に贈るものを選ぶのは結構むずかしいですよね。
今じゃ還暦くらいのお年の方を年寄り扱いしたら叱られますし(実際イマドキの60才は若い)、還暦に着る典型的な赤いチャンチャンコや、古希以降の紫のチャンチャンコはなんだか年齢を実感しすぎる…とのことで、その色合いに近い感じのおしゃれなカーディガンで代用する人もいるくらいです。
色々考えて、お酒好きの父には名入りのボトルもいいな、と思ったけど、お酒を飲ませすぎるとあとあと母が大変そうだ、というのもあって、きょうだいで話し合い、「本人や家に来たお客さんが( ゚Д゚)ビックリするサプライズプレゼントがいい」ということになりました。
きっかけは祇園四条の駅を上がったところで見つけた似顔絵やさん
祇園を歩いていたら、南座のすぐ近所に、似顔絵屋さんを見つけたんですよ。
似顔絵屋さんといっても、色々あると思いますが、こちらのお店は、お顔の特徴を誇張して、面白く仕上げてくれるお店でした。普段なら、観光客で賑わっていると思うのですが、その日通りかかったのが閉店前で、ゆっくり見られる状態でしたので、スタッフさんに話を聞いてみました。
その日いらしたのは、若い感じのよい女性スタッフさんでした。写真や実際の人物を見て、特徴がどんな風に誇張されるのか、有名人(マツコ・デラックスさんや松本人志さんなど)の似顔絵を見せてくださったり、一般の方のお顔が誇張されていく段階(希望により、誇張控えめ⇒それなり⇒激しく誇張)を説明してくださいました。
↓ 例としてこんな似顔絵が飾られていました。(ひかえめ、というのは下の額の似顔絵のことで、これは強調レベルだと思う。)
「こんなに顔の特徴を誇張して、叱られないんですか? 笑」とお尋ねしましたら、
「みなさんご希望されてのことですので、喜びはります。」とのことで、美女たちの頬骨やオデコが風船のように膨らんだり、ネズミみたいな出っ歯に仕上げられた、失礼ながら化け物風の似顔絵を不思議な気持ちで(でも、確かに似てる~ww)と思いながら拝見しました。実例の写真を撮らせていただき兄弟に相談しました。
が・・・2人の弟のうち、年の離れた弟の方からは麗しい返事が聞かれません。
「俺はこんな吉本っぽい(←弟の吉本への印象。ファンの人ごめんなさい)イラストは、う~む・・・」とのことです。素朴な田舎の人には受け入れられない恐れがあるかも。
でも、本人たちそのままのデフォルメなしの似顔絵って面白くないんだよね~。
年の近い弟の方は賛成してくれたので、下の弟が妥協できるくらいの誇張控えめの似顔絵を頼むことにしました。祇園のお姉さんには、いずれ我が家の家族の似顔絵を描いてもらうことにして、今回のギフトはカリカチュアジャパンのホームページから、画風が希望に合う作家さんを選んで「スタンダートタイプ(注文から7日ほどで届く)」を依頼。
数枚の写真を送って描いてもらいます。
下書きは希望すれば見せてもらえるようです。できれば、下書きを見せてもらうのは必須にしてほしいですね。面白似顔絵がコンセプトとはいえ、全くイメージが違うとトラブルのもとなので。
一度だけ、下書きの時点で、母の目の位置を修正してもらいました、だいぶ近づきましたのですぐGOサインを出しました。やはり、写真では、人を目の前にして描くよりも、細かい点がつかみにくいようですね。似顔絵作家さんからは、一重か二重か分かりにくいので、追加の写真はないですかとの依頼がありましたが、
サプライズなので、あまりつべこべ言って何枚も撮らせてもらうと不機嫌になりそうなので、分かる範囲で描いてもらってOKとしました。
撮ってくれた弟もかなり気を遣ったようでした。
カメラを向けると、父に
「なんや? 今のうちに葬式の写真ば撮っとくとか?」と聞かれたらしい・・・
出来上がったのを見て、親から電話が掛かってきました。自分の顔ってこんなんなん??と笑ってくれているみたいです。正月に飾って、お客さんを迎えると喜んでます。こういうのは、贈られた側が喜ぶだけではなく、周りの人がいいねと褒めてくれて、さらによさに気が付くみたいですよ。
☆ カリカチュアジャパンのホームページ
>> https://caricature-japan.com/
義両親には名前詩入りの似顔絵を注文してみました。
私の実家の親は似顔絵だけでもすごく喜んでくれました、名前詩を入れるとさらに重厚感が出て、感謝の気持ちも伝えられてよいですよ。昨年、義両親に似顔絵入りの名前詩をプレゼントしましたが、こちらもすごく喜んでもらいました。
尼崎市で人気のあの「感謝の筆文字」さんの工房にお邪魔して、名前詩や、名前詩入りの似顔絵が完成する様子を拝見しました。ここは、似顔絵だけではなく、ダイナミックな筆文字、漫画家さん、写真に直接筆入れなど、さまざまな作家さんがいらっしゃいました。
注文するのに、どれも素敵なので、かなり悩みました。
たとえば、漫画家さんが書いてくださるこちらの作品例。
なかむらしんいち(右から左へ)さんの名前詩とイラストが入っています。
おじぞうさん、カワイイ!
写真や似顔絵がニガテなお父さんお母さんなら、ほっこりするこういう感じのもいいですね。
似顔絵いり名前詩の例です。金婚式とか銀婚式、誕生日など、区切りのときにプレゼントされることが多いそうです。
そして、あっさりとしたこちらの筆文字作品も人気だそうですよ。
男性の作家さんが描いておられました。
我が家はそのうち、上の金婚おめでとうの作品を描かれた作家さんに、似顔絵と名前詩を入れた形で注文しました。こちらの作家さんです。とっても美人のお方です。
顔出しNGとのことで残念。
http://www.kansha-fudemoji.com/
ところで、名前詩って何かご存じない方のために説明しますと、名前の先頭の文字を詩にして、感謝の言葉やねぎらいを伝えるというもの。
たとえば、「まりこ」さんなら、
まっすぐに生きて、私達を
りっぱに育ててくれたお母さん
これからも元気で長生きしてね
こんな感じで、詩は、親御さんの様子や雰囲気やこれまでのことを伝えると、プロが考えてくれます。我が家の場合は、2パターンの詩で作ってもらって、ミックスした内容にしてもらって書いてもらいました。
もちろん、詩を提案しても大丈夫と思います。(この枠に入る長さで)
それで、できあがったのが、こちらです。
好きな花を描いてもらえるということで、うちのお父さんが庭で育てていたカサブランカを入れてもらいました。色付きのお花でもよかったかな。
丁寧に梱包されて届きました。価格や届け日までの期間も満足です。
居間に飾ってくれています。最初は恥ずかしくてどこに飾ろうと悩んでしまったようなのですが、近所の人に褒められてお客さんによく見えるようにしてくれています。親戚にも、とっても好評でした☆彡
贈ったわたしたちも、選んで良かったという気持ちになるプレゼントだったと思います。
☆「感謝の筆文字」のホームページ
>>http://www.kansha-fudemoji.com/
両親が歩んできた職業のイラストや見慣れた景色を入れられる名前の詩もある。
参考までに、名前の詩を頼むとなったときに、最後までどちらに依頼しようか悩んだのが、丹波橋の「花なまえの詩」(はななまえのうた)さん。こちらは、似顔絵ではなく、縁起のよい動物(ふくろうや干支の動物)を描いてくださいます。
展示会で、花なまえの詩さんの作品を見せてもらう機会があったのですが、似顔絵ではないですが可愛らしいと思いました。スタッフさんもすごく親切でよい方だったので依頼しやすいと感じました。
もし、両親が「写真を撮られるのが苦手」と言い出したらこちらにするつもりでした。写真を撮ったりすると、動きが相手に読まれてしまいますから、完全なるサプライズのプレゼントにするのなら、こちらもありかなと思います。
この名前詩の会社のいいところは、プレゼントされる人のバックグラウンドを聞いて、詩の内容はもちろん、ご本人さんの職業に関する服や小物(警察官や消防士さんなどの制服、料理人さんの白衣、趣味のゴルフなど)や、好きな景色(富士山や、地元の景色)などを描いてもらえるところです。
これまでにお父さんが経営されているガソリンスタンドや、仕事先の消防車を描いたこともあったそうですよ。イラストの動物にチャンチャンコを着せたり、ペットを描いたりすることも可能だそうです。
ほっこりとした雰囲気を求める方にいいかもです。
☆ 花なまえの詩のホームページ
>> http://www.hana-namaenouta.com/
サプライズのギフトって、思ったより喜ばれるものだと知りました。
「両親に、いいのを選んでくれてありがとう!」と、きょうだいから喜ばれたのも良かったと思います。