マールブランシュのお濃茶ラングドシャ「茶の菓」はお土産に大人気。でも私がひそかに好きなのは「アレ」です。
行列してまで買いたいと思うらしい「茶の菓」
ちょっと前にＪＲ京都伊勢丹に行って、Ｂ１Ｆからキューブ（京都駅地下街）に抜けようとして、出口近くのマールブランシュの前を通りかかったときにビックリしましたね。だって、百貨店内なのに「お濃茶ラングドシャ・茶の菓」を求めて行列してるんだもん。京都はラーメン店以外、あまり行列しないのであの何重にも折れている列にはただただ驚きました。
人気があるのは知っていましたし、何度もいただいたことはありますが、手に入れるだけでも大変そう。ポルタや、みやこみちのお店でも買えると思うんだけど、やっぱり伊勢丹の包装紙がいいのかしら。
行列しているお客さんの中には、ビジネスマン風のひともちらほら。地方出張で奥様や女性社員からお土産に頼まれてるのかも知れませんし、逆に京都からお土産におもたせに購入するのかも。
茶の菓は確かに美味しい。京都人がわざわざ買う土産品は買ってもいいかも。
名物にうまいもんなしと言いますが、京都に住んでいる人がわざわざ買っているようなお土産商品はそれなりの理由があると思います。（たとえば、私と、近所のママ友は阿闍梨餅が大好き。あれは美味しい） ※マールブランシュと無関係ですが、阿闍梨餅がなんだか分からない人に。
今回「茶の菓」のことを書くのは、近所に住む義母さんのお友達からこの茶の菓をちょうだいしたのと、抹茶スイーツの記事が続いているから。
美味しいものでもストレートに美味しいと言うことをしない古い京都の人がこうしてプレゼントしてくださるのだから、つまり美味しいものです。（気持ちをストレートに表現しすぎないのは、いけずではなく、相手を気遣う「粋」な習慣だと最近気づきつつあるところ。）
話は脱線しながら進みますが（すみません）、茶の菓の美味しいところは、抹茶がたっぷり練りこまれたサックリとしたクッキーの間に薄い板状のホワイトチョコが挟まれていて、こいつがまた、いい調和を生み出してくるんですわー・・・ ！！
でも、普段使いのお菓子としては、いいお値段しますわ～（笑）
マールブランシュは北山の小さなケーキ屋さんだったのに、今や女子の熱い視線が注がれるおしゃれ系スイーツ屋さん
四半世紀前は、バブルの真っ最中で、北山のマールブランシュのお店はケーキを求める女子でいっぱいでした。私も彼とのデートでここを選んでみたくなる普通の女子大生だったのですが、あまりにも人が一杯で、当時の彼がプチ切れ状態。なにせ、そのお店でしかケーキが買えなかったのでいつも混雑していました。
そんなケーキ屋さんが、山科に工場を作ってから（HP見たら滋賀の工場も拡張するらしい）、あちこちにマールブランシュのお土産店やスイーツショップがたくさんできました。たとえば、加加阿（カカオ）365もマールブランシュ系のお店です。店員さんの接客も行き届いていて素敵。
以前書いたこの記事の中でも紹介しています。
チョコに当たりを忍ばせてあるキャンディーとか面白い商品もあるんですよね。
下の写真は、一昨年くらいの冬に行ったのですが、山科の工房直営店。
隣接の工場の脇からトラックがどんどん出ていくので、「もうかってはりますな～」と野暮な憶測をする夫ｗ
ここはいいですよ。いろいろなものが販売されてます。できたて商品がうれしいです。観光の人にはちょっと遠いかな。
百貨店や京都駅周辺店は若いお姉さんが接客していることが多いですが、ここは地元の主婦の方が接客されているので、進物として使うにも、安心していろいろと商品についてお尋ねできるのが助かります。
マールブランシュの商品の中でも、かえで蜜パイってご存じですか。前はリーフパイとかいう名前でもっと大きかったんですけど、こぶりなサイズになっちゃいました。
これがサクッとしてなかなか美味しいのですが、あんな進物系のものを自宅用に頻繁に買うことはできないので、私が時々買って楽しむのがコチラ。「シェフカシュカシュ」
いつもあるとは限らないみたいなんですけど、パイの破片を焼いて、ちょっぴり甘く仕上げてあります。お安くてたくさん入っていますし、マールブランシュの商品には間違いがないから、メッチャうま～！！
オンラインショップでも買えるみたいですので、何かの買い物のついで買いをおススメします♪
