京都にちじょう365 ときどき観光気分

京都に長く住んでいる人が日常の目線で京都の片隅から語ります。 まとめサイト等、他サイトへの文章・写真の無断転載はお断りします。

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「京都マイナー観光」という検索をかけることが、とてもムダな行動に思える件

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人によって価値を感じるものが違うから「マイナー」は、遠回りな検索だと思う。

ちょっと刺激的なタイトルをご覧になってアクセスしてくださった方もいらっしゃると思うので、誤解のないように言うと、決してマイナー観光を否定するものではないです。でも、あなたにとって価値あるものと、わたし好みのマイナースポットは違うのです。だから、検索の仕方を変えた方がいいと思います。

具体的に言うと、「平安時代 歴史スポット 京都」とか、「京都 化粧品 舞妓さん御用達」とか「カフェ お洒落 町家 京都」など、知りたいキーワードを入れた方がきっとイメージに合うマイナースポットに当たると思います。そこで出てきた、聞いたこともないような店やスポットに行ってみるのがぜったいにおもしろいです。(暇を持て余している人に限るじゃないかと言われたらそうなのですが)

 

でも、マイナースポットを知りたい心情は分かる気がします。たとえば、本屋の京都コーナーに並ぶタイトルは、これに似た感じのものが多いですね。毎年、くりかえしくりかえし、手を変え品を変えて発売されています。

  • 「タクシーの運転手さんに聞いたとっておきの京都」
  • 「人に教えたくない●●の店10選」
  • 「舞妓さん御用達の甘味処」

・・・つまり、有名ではないけれど価値あるお店やスポットを知っていることが、京都通を名乗ることができる=ステイタスにつながる、というわけです。でも、だいたいは、どこも何ログや某なびに載っている店なので、とくだん珍しいということもないんですよね。

京都は徒歩15分の間に、何かしら歴史的なスポットが点在していますし、面白いお店もたくさんあるので、どこを歩いても損がありません。だから、知っている通りの一本裏に入ってみるのがいいでしょう。たぶん、何かしら面白いものが発見できると思います。

これらは、私の提案です。

これまで行ったことのない通りをひたすら歩いてみる 

  • 夷川通をぶらぶら(家具や雑貨屋さんの通り)
  • 西本願寺から東へ正面通りを歩く(仏具屋さん、念珠のお店が並ぶ)
  • 寺町二条から寺町通りを北上(画廊や骨董など)
  • 寺町から烏丸までの三条通(赤レンガの建物、文化博物館、ショッピング)
    (※これらは、マイナーストリートではないけれど、知らない人はぜひ)
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テーマを決めて歩いてみる

  • 漬物店めぐり
  • 季節の花とお寺めぐり
  • 町家フレンチ、町家カフェなど、町家を利用した店を探す
  • 歴史的有名人墓巡り
最近私がはまっているテーマ
  • 元「遊郭」めぐり(ちょっとだけ遺構があるのを楽しむ)
  • 京都活断層めぐり(国土地理院の地図と、地形を照らし合わせる)

 

散策エリアを決めて歩きまわる

  • 私が好きなのは、吉田山

くろだにさん⇒吉田山⇒茂庵⇒竹中稲荷⇒真如堂⇒迎称寺(萩の季節が良い。壁が風情があるというか・・・) この山全体が歴史的な雰囲気に満ちているパワースポットに思えます。

 

  • 大徳寺付近

高桐院(もみじ綺麗)⇒今宮神社⇒あぶり餅⇒大こう(漬物)⇒船岡温泉 このあたり、色々と見て回るものがあります。歩くだけで楽しい。

 

こんな提案に従わず、たくさん歩かれたらよいと思います。見ても見ても、見尽くせない京都です。歩くたびに発見し、20年間ここにいても知らないことだらけです。

有名スポットを見終えたら、新しい場所も開拓してみてください。

 

 

出町ふたばで名物の豆餅ではなく、水無月(みなづき)を買ってみた♪

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水無月(みなづき)は京都で6月に食べるお菓子として知られる

京都に住んでいる人で、出町ふたばを知らない人はいるのかな。

出町の付近に用事で行くと、どうしても目にとまるのが、出町ふたばさん(お餅・お饅頭やさん)の行列。豆餅で有名なので、京都のお住まいの方はもちろん、京都以外の方もご存知かも知れませんね。

雑誌などでもよく見かけますので、ピンと来ない方は、この名代豆餅の写真を見ると思い出されるのではないでしょうか。お豆に塩がきいてて、噛めば噛むほどあんこやお餅と絶妙な味わいになるんですよね~ あーまた食べたい。

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京都にありがちな体裁を整えたザ・土産というよりは、近所の和菓子屋さんで買った味だけど、有名で美味しいので皆が喜んでくれるのがいいんですよね。価格も手頃です。

立ち寄る予定はなかったのに、なんだかつい並んでしまう出町ふたばさんですが、場所は出町桝形商店街の入り口すぐ近くにあります。河原町通りに面していますので、車で走っていたら目に留まると思います。

年末のころは、行列が折り返すほどに並んでいます。お正月のお餅を買いに来る人たちでいっぱいです。

平日の夕方はこんな感じの並び方でした。この並び方は少ない方です。店員さんが複数名で対応してくださいますので、そんなに長い時間並ばずに購入できます。

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並んでいるお客さんは、いつもの甘味を購入されているジモティなお客さん、奥さんや取引先にお土産用に購入するお父さん、外国人観光客など、世代の幅広く、意外に男性のお客さんが多いように思いました。

撮影の許可を得て、バンバンシャッターを。下手なので反射してますけど(笑)

プライスカードをご覧になると、意外とお手頃価格でしょう?

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出町ふたばさんで一番有名な、名代豆餅もご覧のとおり、リーズナブルなんです♪

デバイスによって写真が見えない人のために、価格を記入すると、

名代豆餅175円 みぞれ餅195円  抹茶みな月,白あずきみな月,京あずきみな月185円,

 

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ここのお赤飯やご飯系の商品も美味しいんですよね・・・じゅるる。

 

でも、今日は六月なので、水無月(というお菓子・一枚目の写真)を購入。ういろうみたいな半透明の餅生地の上に、あずきをたっぷりと敷き詰め、三角にカットしたあのスタイルは、京都の伝統です。

六月三十日に食べて、半年のけがれを浄化し、あとの半年の無病息災を願うために食べるらしいのですが、水無月が単に美味しいので、私はこの季節を楽しみに、あちこちの和菓子屋さんで購入します。

味は、プレーンな白っぽいものが一般的ですが、抹茶や黒糖もおいているお店も多いですね。出町ふたばさんでは、ご覧のように、白いあずきが敷き詰められた「白あずきのみな月」という種類がありました。

 

 

 

接客してくださったのは、感じのいいお兄さんで、「ぼくもみなづき好きですよ~」といいながら、外までおつりと商品を渡しに出てきてくださいました。店内でたくさんの人が働いているので、活気があり、見ていて楽しいと思います。

 

暑い季節ですが、みぞれ饅頭とかひんやり系の和菓子もいいんじゃないでしょうか。

 

祇園で見かけたこんなもの

朝の祇園なんてめったにいかないですが、この日は、仕事で祇園を通りました。人も少なく、珍しく花見小路がむこうまで見通すことができました。
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最近は、日本人の方が少ないかも。それくらい色々な言語が飛び交う花見小路です。
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こんな看板がありました。
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左上は、舞妓さんに触るなということでしょうか。そんな行為、日本人であろうと、外国人であろうと、けしからんですね!
 
看板の右の絵は、町家の柵(いわゆる犬矢来とか、駒寄せと言われるもの?)に寄りかかったり、座り込み禁止の意味ですかね。
 
下の4つはわかりますよね。
でも、自撮り棒が、イマドキなかんじです。
 
 
仕事が終わり、夜の花街をふらり歩いてみました。
 
いい雰囲気です。
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日中はこんな感じのところを夜に撮ったのです。
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もう少し歩いてみました。
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すると、とても綺麗な芸妓さんとすれ違いました。後ろ姿見えるかしら
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歩くときに着物のすそが、はらり、めくれて、別に、中がみえるわけではなないですが別の生地が見えてどきりとしました。
 
歩き方も、表情も、とても美しい。
 
疲れて猫背になっていたのが、すれ違いざまにシャッキリしました。(^^;
 
あと、いつか勢いでアップした、40BBAのニセ舞妓の写真がすごく恥ずかしくなりましたw
 
やっぱり違うのは、見た目だけじゃない。着物を着たときの所作とか、一朝一夕に出来上がるもんじゃございませんね。
 
 

2016年三室戸寺あじさい園ライトアップを見に行きました。

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2016年三室戸寺のあじさい園ライトアップは6月11日~6月26日の土日

初日に見に行きました。日中はもう少し長い期間やっています。日中のチケットでそのまま夜間のライトアップが見られるわけではないのでお気を付けください♪

詳細>>三室戸寺 : あじさい園

 

 三室戸寺に参拝したのは本当に10年以上ぶりです。数年前の宇治の水害の時に大木が流れて大変だったと聞きましたが、そんな雰囲気を感じない静寂に満ちた空間でした。

個人的には平等院や縣神社の付近のにぎやかな観光地より、京阪三室戸駅~京阪宇治駅を最寄り駅とするお寺や神社の風情が好みです。

具体的に言うと、さわらびの道を通って、世界遺産「宇治上神社」や「宇治神社」の周辺から、そのまま山沿いの道を歩いて、三室戸寺に散策してみたりとかですね。

余裕があれば、大吉山から、宇治川や平等院を見おろしてみるのもいいですね。

 

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三室戸寺の話に戻りますが、夏に、夏の蓮は見に来たことがありましたが、あじさいのライトアップを見るのはじめてでした。

あじさい園ライトアップ初日のためか三室戸寺駐車場も入場もとても混んでいました。

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みえますでしょうか。長い列です。下は行燈で照らされていて、雰囲気があります。暑くもなく、寒くもなかったので、並んでいて苦にはなりませんでした。

でも、並んでいる列の横を追い越していく人たちがいたので、ここはきちんと整列を呼び掛けて欲しいですね。(実際に分かりづらかったと思います。)

 

門を入ると、こんなきれいな景色が。ちょっと待った甲斐がありましたよ^^

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あじさいの庭は1万株もの見事な紫陽花であふれていました。境内に入るまでは長い列に並ぶのが大変なのですが中に入ると、通路が縦横無尽に広がっているので、途中からゆっくりと写真を撮りながら歩くことができます。

 

ここでフルートの演奏をやっていました。あじさいと静かな山に広がるフルートの音色。すてきでした。

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では、しばし、三室戸寺の紫陽花の写真をお楽しみください♪

満開に近いのですが、まだ咲いていないのもありますので、しばらく見ごろが続くと思います。でも、花の背が高いので、一緒にいったおばあちゃんは、見えない・・・とこぼしていました。お子さんをお連れの方は配慮してくださいね。

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ガクアジサイも色々ありました。

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写真の撮り方がいまいちですけど、色が濃くて綺麗でした。

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ちょっとぶれてごめんなさい。

 

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特に、白い紫陽花は綺麗でした。アナベルとはちょっと違う、白い紫陽花の種類なんでしょうね。

堪能できました。管理が大変だと思いますが、わずかな拝観料でこんなにたくさん紫陽花を見られたらありがたいです。日中は日中の良さがあると思います。森の中なので、いい雰囲気だと思いますよ。

 

残念だったのは、ライトのあてかたがいまいちで、足元が見えにくく、また、単にまぶしいだけの設定になっている場所があったことです。工夫して欲しいです。

あと、蚊も少ないながら、いることはいますので、対策をおわすれなく♪

 

 

三室戸寺

拝観料大人500円 子ども300円

駐車場代500円

受付時間19:00-20:30

駐車場は広いですが、混雑していますのでお早目に♪

 

 

 

徒歩ですと、京阪の三室戸駅より徒歩10分くらいです。山にむかって緩やかな坂になっています。

 

★三室戸に行かれるお方におすすめ。こちらの記事もどうぞ♪

 

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★毎週末、大混雑している伊藤久右衛門ですが、三室戸駅で、抹茶スイーツ買うならここが便利。>>伊藤久右衛門ホームページ

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あじさいの記事は、こちらもどうぞ。

 

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寺町二条上ルの謎のカフェ「S」

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謎のカフェSさんの入り口↑

私が京都の通りでとても好きなのは、画廊や珍しいお店やカフェの集まる二条から丸太町(東西の通り)の間の寺町通(南北の通り)です。ピンとこない人には「一保堂茶舗」本店のある通りだよ、というと分かってもらえるかも知れませんね。

1つ1つ好きなお店を紹介したいのですが、今日は、この通りにある、とても不思議なカフェを。ただし、一年前の写真ですので、今は違った感じになっているかも知れないことをおことわりしておきます。

と言っても、あまり大々的に広めてほしくなさそうなカフェなので、あえて、名前は出さず「S」としておきましょう。由来がそこかどうかは分かりませんが、夏目漱石の作品名と同じです。このSさんは、寺町通に面した東側に出入り口があります。寺町から西に通りの伸びている丸屋通の付近を目指してもらえばたどりつけると思います。

 

京都によくある、せまい入り口と路地(ろーじ)の奥に建物のあるカフェです。路地が暗くて長いので、はじめての人は入るのに勇気がいります。しかし、好奇心旺盛な人の探求心をくすぐるのに十分でしょう、この店の名前と雰囲気からして。

そして、これは何のためか分からないのですが、路地の途中で明かりがぴかっと光るのです。めちゃくちゃ怖いです。カメラのフラッシュを焚かれたた感じがするんです。

しかし、たどりつくと、そこは引き戸の、昭和初期の香りのする木造のお家。

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いったいどんな方がお住まいになっているのか気になります。

じつは、私、このお店に三回来て、三回目ではじめて入ることができたのです。二回目までは誰も店にいらっしゃらなくて、路地を引き返しました。そして、そのたびに路地のあかりがプシュと音をたてて光るのでした。

 

それでもどうしても入ってみたい。

2015年の夏に友人と一緒に行ってみて、はじめて入ることができたのですが、そこにいらしたのは、とても人柄のよさそうな笑顔のご主人。失礼ながら雰囲気を例えると、ダンディなおじさま風でもあり、庶民的でもあり。とにかく話しやすい感じの方でした。

・・・にしてもあの路地のフラッシュはなんなんだろう。威嚇?
いい人そうなご主人には聞けませんでしたw

 

入り口のところに置かれた大きなPCでお仕事をされていました。このカフェは「お部屋の一間を散策の途中、ちょっと一服するのにつかってね♪」というところでしょうか。カフェは決してお商売メインの目的でされているわけではないようです。

スリッパを出していただき、奥のお部屋へ。

そこにはアンティークや珍しい陶器などの置かれたテーブルがありました。

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販売されているのかどうかはちょっと分かりません。

 

もっと薄暗い感じで、雰囲気があるのですがそれでは分かりにくいので少し写真のトーンを明るくしてあります。タイムスリップしたようなお部屋には、大きなガラスのテーブルがあり、中央の大きな花瓶に好きな花ベッチーズブルーが飾られていました。 

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京都のうなぎの寝床とよばれる、奥行きの長い建物の奥には小さな坪庭があることが多いです。私はこの京都の坪庭が大好きなのです。だいたい店の奥の坪庭近いところに座ることが多いです。

いつか、ステキな坪庭特集をしたいくらい。ここの坪庭も素敵です。写真を撮り忘れたのですが、足元には猫ちゃんの置物もあったと思います。

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メニューコーヒーか紅茶のみ。ご主人がお湯を注ぎながらゆっくり淹れてくださる美味しいコーヒーをいただき、居心地のいい空間で一緒に行った友人と一時間ほど思い出話をして過ごしました。

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観光客も多くなった寺町二条の華やかな通りから一歩入るとこんな不思議な空間があるんですね。

 

寺町二条には、本当にすてきなお店がいっぱいです。

老舗では、さきほどの一保堂さんはじめ、紙司柿本さん、村上開新堂さん、進々堂さん、二条若狭屋さん、アンティークの丁子屋さん、ADORNさんなど、ぜひ、オトナのあなたに歩いていただきたい通りです。行願寺や下御霊神社なども雰囲気があります。

そして、ぜひ、ちょっとだけ寺町の東側を気にしていただいて、カフェSさんを発見してみてください(笑)

 

 

「響けユーホニアム」で宇治の大吉山に、楽器を持って登ったシーンがあるのっていうのマジですか?

抹茶系スイーツを購入しに宇治に行くことが多いのですが、その話はまた詳しく書くとして、今日は昨年の秋に撮った宇治の大吉山の写真が見つかったので、それについてのあれこれを。

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↑大吉山の頂上にある看板。

響けユーホニアム」というアニメ番組があったのをご存じでしょうか。私も学生時代は吹奏楽部だったのですが、スポーツ物の多かったアニメの世界に、吹奏楽の取り扱いがあるなんて、と、感心したものです。とは言ってもほぼ見てなくて、駅などにパネルが置いてあり気になっていた程度ですが。

ちょっと話はすっ飛びますが、15年ほど前、まだ小さかった京都アニメーションに、趣味でデッサンを習いに行っていたことがあります。響けユーホニアムを作っている会社です。引っ越す前の家が近かったのでね。その後、けいおん!のヒットで会社が大きくなり、京アニさんはとても遠い存在になりました。響けユーホニアムは、けいおん!ほどのヒットではなかったようですが、それなりに人気だったんですね。

今じゃ、京アニさんでは趣味程度の内容ではなく、どうやらプロを目指す方の登竜門としての教室があるみたいですね。(わたしは出産のために、デッサン教室辞めたのですがあのときに『また来ます』と言って、京アニさんに預けておいた私の画板どうなったのかしらw)

その響けユーホニアムで、大吉山という宇治の小高い山の頂上で、楽器を吹くシーンがあると聞きました。大吉山には去年はじめて登ったのですが、行きたい人のために、参考までに書いておきます。

 

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これは、さわらびの道の入り口。源氏物語ミュージアムを目指して行くといいです。平等院や宇治上神社側からも行くことができます。

これは紅葉の源氏物語ミュージアム。この前をそのまま進んでください。

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すると、こんな看板が見えます。

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 ちなみに、ややこしいのですが、大吉山と仏徳山とは同じ物ですw

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さわらびの道をそのまま進むと世界遺産「宇治上神社」にたどりつきますが、上記の看板が見えたら、坂道を上がっていってください。

 

ひたすらこのような道が続きます。

秋は紅葉していて美しいです。そして、たくさんの記念の植樹があります。宇治の子どもたちはここに卒業記念に植樹をするのが決まりなんでしょうかね。

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宇治の人に聞いたところ、10分で登れるよと聞いたのですが、全然もうたどり着かない。私の足でゆっくり登って30分もかかってしまいました(汗

 

坂が急なところもありますし、荷物は軽めでお願いします。

 

たどり着きました。夕方の宇治市内です。

山茶花が咲いています。宇治川が中央を流れ、右側に見えるのは宇治橋です。f:id:honeysuckle01:20151122163533j:plain

 頂上は展望台になっています。

しかし、自転車で来るとは、相当のつわものですね、ワタシにはむりむり・・・

 

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この展望所のベンチに座って、ユーホニアムと、トランペットを吹くシーンがあるそうですけど、トランペットはともかく、ユーホニアムを持って大吉山に登るのは、うーん・・・

 

かな~りしんどいのではないでしょうか(すまぬ、夢を壊すようで)

 

あさぎり橋と、塔の島と、平等院の屋根が見えます。

楽器を吹くのは塔の島くらいが現実的ですね。時々いらっしゃいますよ。

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参考までに、短い動画もアップしてみました。

音がでますので、ご注意を。

 


女の子は、夜に大吉山に登るのはやめとこうね♪

 

 

ロームシアターにある蔦屋書店の3階が、コーヒー飲みながらくつろぐのに穴場すぎる件

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今年の春オープンしたロームシアター京都まわりを歩きました。

オープン当初はすごく混んでいるという話を聞きましたので、GWの中日に訪れてみました。特に目当ての催しもなく、いい天気なので、岡崎エリアを家族で散歩しました。

夏には、吹奏楽コンクールの地区大会が、こちらロームシアター京都であるそうですので、その時にあらためて館内を見てみたいと思います。 

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外観は昔ながらの京都会館のままですが、ガラスをはめ込んで、古さと新しさとがコラボして、そこに映り込む岡崎や東山の緑がいい雰囲気です。f:id:honeysuckle01:20160505153709j:plain

ロビーも光を取り込んだ設計になっています。

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京都岡崎 蔦屋書店は3Fに行くべし。

今回のめあては、蔦屋書店。ロームシアターの東側の館にあります。スタバと一緒になっているから好きな本を読みながらコーヒーが飲め、気に入ったら購入できるというシステムです。

real.tsite.jp

 

 ロームシアターへのアクセスは、こちらの記事を参考にしてくださいね♪車で行くなら、岡崎公園の地下駐車場を利用するといいです。

 

kyotoaruki.senmon-shop.com

  

 蔦屋書店へは、色々な方向から入れるのですが、ロームシアターのシアター側から入るると、受付案内カウンターがあり、隣にペッパーがいます。 

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ペッパーに話しかけても、こちらの思っているような会話のキャッチボールにはなりませんでした。それなのに「ロボットだからって無視しないでください。」なーんて言ってきます(笑)

レンタサイクルもあるそうですよ。南禅寺や永観堂などの観光地が近いので便利だと思います。

そして、1Fがいつも知っているスタバに書店が入っているイメージ。3Fが美術・芸術の本をそろえてあるフロアで1Fで購入したコーヒーをエレベータで持って上がることができます。

2Fは京都モダンテラスのカフェレストランです。こちら、3Fから見下ろしたカフェレストランの様子。朝食も夕食もいただくことができます。ランチメニューで1800円ほどでした。

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こちらが3F。ロームシアターの事務所がこの左手にあります。

本棚と、ソファーやテーブルや椅子がゆったりと配置されています。ちなみに、右手に見えるソファには、完全に爆睡している人がいました(笑)

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一方で、本を読んだり、勉強している人たち。このゆとりのあるスペース、分かりますでしょうか。かなり嬉しい雰囲気です。1Fよりずっと空いています。3Fの本は芸術系のものばかりですが、1Fで買った雑誌や実用書を持ってきて読んでも構わないと思います。

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どのテーブルにもこのような札が置かれています。

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こうでもしないと、さっきみたいに爆睡している人ばかりになっちゃいそうですね。

蔦屋のWi-Fiが入っていて、メール送信だけで利用できます。

 

近くの府立図書館は本は少ないし、利用者も本を読みたい目的の人ばかりではないようですので、コーヒー一杯でこんなサービスが利用できるお店ができたのはとても嬉しいです。 我が家からは少し距離がありますが、週末には時々きてゆっくりしたいと思います。

1階の様子です。色々な本があります。ゴールデンウィークでも、座れないことはなかったですので、平日はかなりうれしい空間となるんでしょうね。

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コーヒーを注文するまでだいぶ時間がかかりました。

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コーヒーを持ち出して平安神宮を背に、公園でくつろいでいるところです。

そうそう、平安神宮といえば、平安神宮の前から二条通までの間が完全に歩行者だけの道になったんですね。歩きやすかったです。

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蔦屋書店がオープンな雰囲気なので、お店の周りがまるで庭のように感じて利用しやすいと思います。

岡崎エリアは、レストランもお店も観光向けのものが多く、利用しづらかったのです。蔦屋書店ができたことで、だいぶカジュアルな雰囲気になりました。

 

2016年4月開業「京都鉄道博物館」へ。夕方入館してみた。

今週のお題「ゴールデンウィーク2016」

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ガチ鉄子ではなく、ゆる鉄道ファンな私が、4月29日に開業した「京都鉄道博物館」をレポートします。

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www.kyotorailwaymuseum.jp

もともと梅小路公園には機関車の展示があり、SLにも乗車ができるようになっていたので、鉄道博物館ができる話を聞いたときには、「なぜさらに博物館が必要なのだろう?」というのが第一印象でした。

以前、名古屋のリニア鉄道館に行ったときに、さすがJR東海!と思う立派な設備でしたので、それに対抗するようなものをJR西日本も作りたいんだろうな、それを超えられるのかな、と思いました。

実際に出来上がってからの印象では、施設の規模は同じ程度ではないかと思います。好みの問題でいうと、私はリニア鉄道館の案内の方が、ホスピタリティの面ではかなり良かった感じました。(もっとも、オープンしたばかりでしかも混雑しているGWの様子と比べるのはよくないかもしれません。今後に期待。)

京都の鉄道博物館の良さは、一言でいうと、マニアックな鉄道の楽しさばかりではなく「生活に密着している鉄道の良さ」も大いに感じられるところです。JRだけではなく、京都市電の開業時や最終電車の鮮明なビデオが拝見できるのは貴重です。

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京都タワーや、東寺の五重塔や東山を借景に、新幹線や鉄道が走る様子を高いところから眺めることができて、楽しい時間が過ごせました。京都駅ビルの屋上からの景色より開放感があります。

しかし、コンパクトにまとまって一つの館内で完結するリニア鉄道館と比べると、とても敷地が広いですので、子ども連れの親御さんは配慮が必要です。

 

京都鉄道博物館では、もちろん、鉄道技術そのものの良さも楽しめます。

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私の田舎は電車ではなく、ディーゼルカーが走っていましたから、気動車のこのパワーを感じる雰囲気は好きですね。

この気動車の下をくぐれるんですよ。モーターがいっぱいです。

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信号もいいですね。電車好きなので、先頭車両によく乗ります。運転士さんが指さしして信号確認しているのがカッコいいので眺めたいんです。あの信号は、点灯している位置によって意味があるんですね。

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メカ好きの方にはきっと喜ばれるんではないでしょうか。

このほかにも、レールのポイントを変える操作ができるコーナーもありました。レールのポイントは、海外の映画でレール脇のテコみたいな棒を使い、力づくで切り替えている様子が思い出されますが、ここでは当然、電気で操作です。

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パンタグラフが操作される様子の短い動画です。パンタグラフってこんな風にガッシャンと降りてましたっけ…

 

 

私はブルートレインや、そのマークなどが好きです。幼少時、旅行や外出で、めったにいかない遠方の駅まで行くと、見たことのなかった珍しい種類のブルートレインに出会い、ワクワクしました。あのパネルが鮮やかでとても綺麗なんです。

20代のころ、「あかつき」に乗ったことがあります。高校の修学旅行は東京から「はやぶさ」で帰った記憶。

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蛇足ですけど、わたしの高校の修学旅行は、門司港からフェリーで大阪港へ入港し、そこから奈良・京都をバスで回って、新幹線で東京へ移動し、東京から最後にはやぶさで帰るというハードなスケジュールだったんです。プロフィールにも書いていますが、そのときに気に入った京都に住みたいという願いが叶って、今ここにいるのですから不思議です。

このように、ブルートレインで食事をとれるようになっています。(別途、レストランも館内にあります。)

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座って、お茶することができました。お弁当も色々と種類があります。

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お弁当は売り切れでしたが、ソフトクリームを食べながら、参考までに写真を撮りました。舞妓弁当とか、おばんざい弁当とか京都を意識したお弁当もあります。お茶の形が懐かしい~

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夕方行くと入場は並ばなくてもいい。でも、子どもがよろこぶ展示物は見逃すかも!!

タイトルに書いたとおり、夕方から行きました。並ぶのはある程度しょうがないですが、混雑しすぎるのが苦手なんです。ゴールデンウィークは18:30まで営業されています。(通常17:30迄)16時に行けば、閉館まで2時間半あるから駆け足で全部みられるだろうと思ったんです。

実際に、全く並ばず、入場はスイスイ~♪でした。

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しかし、ジオラマは、早い時間に並んでいた人たちで閉め切られてしまいました。

アナウンスで、どこかの展示室が17:30で締め切りだと言っていましたが、このことだったのかと思います。私たちは下調べをしていかなかったので、そういう面では失敗でした。ホームページにも、階ごとの展示物について文字では示してありますが、内容は分かりません。

夕方は、自由に見学できるようになりましたが、ジオラマの電車はほとんど動いていませんでした。中で人が操作するパネルがありました。自動で動かしているのはわずかな部分だけのようです。

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 シミュレーターも、入場整理券を既に配ってあり、17時過ぎて通りかかったら、それを持っている人のみが入ることができると言っていましたから、並んで獲得する必要があるのだろうと思います。

電車でGOのいいやつバージョンというところですかね。

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ほかに人気があるのは、「きっぷ売り場で切符を購入して、自動改札を通すというコーナー」でしたが、そこに親子連れが長い行列を作っていることに驚きました。

これにわざわざ行列するというのは、みなさん車での移動がほとんどということなのでしょうか? と、思っていたら、発券した切符に義経号がスタンプされる情報がありました。

 ちびっこ向けの、タカラトミーのおもちゃ(プラレール)で遊べるコーナーもありました。ここなら、夕方、空いていますので親御さんも遊ばせながらちょっとほっこりできるかも知れません。

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入り口付近の展示です。新幹線のゼロ系って顔がかわいいですね~!
ここは、駅のプラットホーム状のスペースになっていて、このゼロ系新幹線のほか、C62形蒸気機関車と、80電車が並べて展示してあります。残念ながら、中には入れません。

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京都鉄道博物館は1階から3階まであります。もう少し落ち着いてから、全フロアをゆっくりもう一度楽しみたいです。エレベータなどのバリアフリー化はすすんでいましたので、身体の不自由な方でも、移動は可能です。

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各列車の脇で写真を撮ってきました。一番右の雷鳥のボンネットタイプは、なんとなくクラシックなイメージですけど、最近まで現役で走っていたように思います。真ん中はクハネ581-35というタイプで、最後は「きたぐに」として運転していたものらしいです。(ネットの情報なのですが。)そして、向かって左はみなさんご存じ、「500系のぞみ」としておなじみだった新幹線の車両です。この形この車両の奥にトワイライトエキスプレスが展示されています。

順番が前後しましたが、上の展示場が一番メインになる場所です。

 

最後はここ、蒸気機関車の展示場に出てきます。ここに来ると見慣れた光景なので安心します。

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 そして、このあと、旧二条駅の駅舎がお土産売り場と出口になっているのですが、17:40で、お土産コーナーも入場受付終了したと書かれていました。繰り返しますが、GWは18:30まで見られますが、人気のあるコーナーは早めに終了するので気を付けてください。

 ※お土産ショップ(ミュージアムショップ)は、鉄道博物館に入館しない人でも入ることができます。別の日に行ってきましたので、レポートしました。

kyotoaruki.senmon-shop.com

 

結論 まずはじめに2階の展示室を見てから、あとで1階に展示されている電車を楽しむべし!! やっぱり夕方は比較的空いているので、大混雑を避けられますよ。

2016年ゴールデンウィーク京都土産に「まつひろ商店」のがま口がおススメ!可愛く長持ち♪

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何回も記事にしているのは、それだけまつひろ商店のがま口推しなんです。

京都に遊びに来て、友達や職場のお土産、何にしようと迷われる方もおられると思います。このブログにも「京都のお土産」のキーワード検索がありますので、GW向けに記事をアップします。

女性向けに何か可愛らしいものをお求めの方には、まつひろ商店のがま口がおすすめ。京都には、次々にがま口を扱うお店ができていますけれど、なんといっても、まつひろ商店さんのがま口をおススメしたい。理由は、

  • 柄が色々あるので、世代を問わず、さまざまな人に喜ばれる。
  • 1つ1つ手作りなのに、とてもリーズナブル!
  • 口金が緩んできたら、直してもらえる。 

だから、いくつでも揃えたくなるし、ずっと大事に使っています。

三条京阪のお店と、上七軒のお店がありますが、 今日載せている写真は、今年春に撮った上七軒のお店。舞妓さんの置屋さんもある通りに面しています。

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昔、上七軒で踊りを習っていたといううちの義母さんによると、昔に比べて風情が無くなっているそうですが、私からすると、十分に雰囲気のいい通りです。北野天満宮からのんびり散策しているうちにたどり着きます。

町家造りのお店に入ると、少し薄暗いのですが、中ではスタッフさんが丁寧に迎えてくださいます。土間で靴を抜いて、畳のお部屋に色とりどりのがま口が展示されています。 

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上七軒の舞妓さんの団扇が飾られています。
がま口もシックなもの、カラフルなもの、洋服やお出かけのシーンに合わせて選べてうれしいですよね。

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こんなタイプのもあります。柄の出方が、商品によっていろいろなのがいいです。バッグも1万円も出せばおつりがくるような価格だったと思います。

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床の間にも所せましと飾られています。和服に合わせなくても、普段のお出かけに使えそうです。

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ポーチもかわいいですよね。この玉つきのが個性的です。ちなみに、野暮ですが、右側に書いてある価格をごらんあれ。クサリ付きだそうです。お手頃ですよね。

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土間から店内がちらっと見えるのが素敵です。

 

息子がカードケースが欲しいというので購入しました。これはメダカか金魚かの魚の柄ですね。夏向けの色合いです。印鑑ケースやメガネケースもあります。

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花柄もかわいいです。私は、左端のポーチの口金が、横になっているデザインが好きですね。

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がま口は高校生のときから使っていました。パチンと閉められるのが「しっかりしめましたよー」という合図になって、安心できました。とても使いやすくて気に入っていたので、いまだにその感覚を好んで小銭入れや、ソーイングセット入れとして使います。

まつひろ商店さんでは、イベント的に予約制でがま口作成教室を実施されているそうです。日があえば、よい経験になるので参加してみたいですね。

 

matsuhiroshoten.com

伏見桃山城の桜を3年連続で楽しみました。来年もたぶん♪

雨上がりで半分散っていたけど、桜以外にも花があり楽しめる伏見桃山城

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昨年と一昨年、桜を見に行き、とてもよかったので、今年も行ってみることにしました。でも、昨日の大雨で、散っているだろうな、と期待しなかったのですが。

 実際やっぱり散っていましたね。でも、花びらの舞い散る中でお弁当を楽しんでいる人たちが多数。いい感じの暖かさで、寒くもないし、優しい風も適度に吹いていて、良い遠足日和だったと思います。

 

伏見桃山城の桜の美しさは以前の記事にも書きましたので、ぜひご覧ください。

 

kyotoaruki.senmon-shop.com

 

 

駐車場が安く、入場料もかからないし、環境もいいのに、まだまだ座ってお弁当を広げるスペースがたくさんあります。やっぱりここはいいところですよ。来年はぜひ。

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古木が多く、見上げて楽しめる桜と、幹から出ているかわいい桜を両方楽しみました。大きな桜の木は、伏見桃山城の門から入って、向かって左手に何本かあります。でも、立地的に北側になるのか、あまり人はいません。

今回もベンチに座ってゆっくりお話ししている人たちがいるくらい。おかげさまで、鳥の鳴く声や、風の音を聞きながら、楽しむことができました。

短い動画を撮りました。

お弁当を広げたり、寝転がって昼寝をしている方は、お城の右手に多くいらっしゃいます。日当たりがよく、バトミントンとか、キャッチボールを楽しんでいる人もいます。

隣接の球場で野球の試合もやっていたようです。にぎやかながら、商業のにおいはしない、いいお花見スポットです。お手洗いもありますから、花見スポットでよくある、トイレを探して右往左往ということもありません。

桜以外にも色々と花が咲いていました。白い花がとてもきれいです。これからはツツジが咲いてくると思います。秋は紅葉も良かったですが、やっぱり伏見桃山城の魅力は春にあります。

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京都一周トレイルのポイントにもなっているようです。東山の散策は結構楽しいと思います。

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京都中心部からさほど遠くなく、混みすぎない桜スポットです。有名な八幡の背割堤まで足をのばすなら、私は個人的には断然、伏見桃山城オシですよ♪

ちなみに、みなさんご存じかと思いますが、伏見桃山城はキャッスルランドとして昭和39年に開業しましたが、平成15年に、その幕を下ろしました。平成19年から、運動公園と合わせて地域の人たちの憩いの場所になっています。

残念ながら、伏見桃山城のお城自体は、耐震面の問題もあり、現在は公開されていません。でも、お城の周りは手入れされていて、桜のトンネルや、芝生を楽しむことができます。なんといっても無料です。

北堀公園も隣接していますので、テニスをしたり、子どもさんにはアスレチックもよいと思います。小さな水場があり、夏は水遊びもできます。

 

今年の桜の記事はこれで終わりになると思います。

毎回読んでくださり、ありがとうございました!

次は新緑やカフェや行事やお祭りが楽しい季節になりますね。お楽しみに♪

 

 

 

世界遺産・東寺の桜(夜桜ライトアップ)

東寺の夜桜は誰かにシェアしたくなる美しさ・・・!

これは、一昨日4/4に見に行った桜なのですが、今朝4月6日のおはよう日本で、東寺の桜が紹介されていました。東寺は夜桜も最高だったよ、という情報をお伝えしたくて、とにかく記事にしてみました。

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京都の夜桜といえば、東山エリアが有名なのですが、なにしろ一日じゅう、人人人というくらいに賑わっていて、なかなかゆっくりと見ることができません。でも、京都の桜スポットはそこだけではありません。贅沢な悩みですよね。選びきれないくらいたくさんの夜桜スポットの中からひとつ、どこか見に行きたいという思いはありました。

今年はどこの夜桜に行こう?と家族で話し合った結果、

  • 駐車スペースが近隣にある
  • 比較的ゆったり見られる
  • 桜に関して超有名というわけではない

という条件で東寺に決定。東寺さんは、桜のイメージはありませんでしたので、全く期待もしていませんでした。それに、これまでも毎月21日の弘法さん(骨董市)や、参拝などで何度も行ったことがあるのに、桜の木には気がついてなかったです。京都に来て20年以上になるのに、東寺の桜がこんなに素晴らしいと知らなかったなんて、本当に反省しています。もったいない・・・

東寺の駐車場より、周囲のコインパークの方が空いてるかも

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お寺に参拝するときに、安いとか、高いとかいうことで決めてはいけないことは重々承知なのですが、拝観用の駐車場が混雑している場合は、近隣のコインパークを利用することをお勧めします。夜はお安く、空いているからです。

この写真は、九条大宮の交差点からライトアップされている五重塔を撮った写真です。私たちは、この写真を撮っている場所の後ろ、つまり、東寺の南側にあるコインパーク(複数有り)に停めました。

夜桜拝観の入場は、東側の慶賀門(大宮通側)からになります。九条側の南大門は、夜はあいていませんので気をつけてください。

 

東寺の250本の桜の香りが鼻腔を満たして、幸せ気分に!

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チケットを購入して中に入ると、もう、優しい桜の香りがふんわりと漂っています。向こう側に山盛りの桜が見え、期待感マックス!ここで満足してどうします(笑)

あとからあとから、満開の桜が迫ってきますよ。

 

不二桜の美しさは本物をぜひに見て欲しいです。

スマホ写真ですみません。このピンクの枝垂桜は「不二桜」といいます。風が吹くと、ふわりと枝がしなる様子、息を呑むような美しさです。しばし、立ち止まって眺めてしまいました。

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立て札より

不二桜 (八重紅枝垂れ桜)

樹齢130年 (平成18年に移植の時点で樹齢120年の表記がありました)

この桜は、八重紅枝垂れ桜とよばれ、エドヒガン家の園芸品種で色の濃い八重咲きの華麗な花を咲かせます。移植できるサクラでは国内最大級の大きさで、開花は4月中旬です。(中略)※4月上旬で満開でした。2016

名前は弘法大師の「不二のおしえ」から「不二桜」と命名されました。日本一高い五重塔を背景に百年、二百年後も美しい花を咲かせ続けることを祈っています。 信州総本山 東寺


この桜は私たちの生まれる前から咲いていて、私たちの孫の世代まで華やかに、あるいは辛抱強く、じっと咲き続けるのですね。

繁栄するものも、いつかは滅ぶ。美しいもの、醜いもの、いいことも悪いことも、悩みも、すべて消え去るのです。なんと、この世のはかなさを思い知らされる話でしょうか。宗教はよく分かりませんが、桜の前にたたずむことで考えさせられました。

池を囲むようにたくさんの植えられた桜

人の多い名所や庭園でしたら、人の頭のスキマから桜を眺めることになってしまうのですが、東寺の夜桜はそんなことはありませんでした。少し待つだけで、景色だけをシャッターに納めることができます。スマホなので、この程度ですが、いいカメラでしたら、きっと撮りがいがあると思いますよ。

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 なにしろ、250本もあるのです。

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東寺の五重塔と桜

 短い動画ですが、五重塔の下から撮ってみました。

 

これは五重塔を下から眺めたところです。

 東寺の象徴、国宝・五重塔は、京都と一目で分かる、景色に必ず含まれている、代表的な建造物ですよね。今、私たちが拝んでいるのは、五代目の塔で1644年に徳川家光の貴信によって竣工されました。55mある、日本の一番高い古塔だそうです。

中は見られないのかな?と思ったら、お正月や特別拝観時に、初層のみ公開されることがあるようですね。下から見上げると圧巻です。

 

国宝・金堂と重文・講堂もライトアップされ拝むことができる

写真の手前が金堂、奥が講堂です。

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金堂は桃山時代の建築です。

内部の写真を撮ることができなかった(許可されていない)のですが、このライトアップ時も拝むことができます。薬師如来の向かって右に日光菩薩 向かって左に月光菩薩があります。薬師如来の台座部分に十二神将が様々なポーズをしています。

講堂は室町時代の建物拝むことができです。大日如来様やさまざまな仏像が安置されています。迫力があります。

 

お守りやお土産多数

「東寺」の包装紙で包まれた聖護院八ツ橋にびっくり。最近はなんでもあるんですね。御朱印をいただくのは食堂納経所と呼ばれるところです。

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 東寺 夜桜ライトアップは4月17日まで

アクセス 京都駅から南へ徒歩15分 近鉄東寺駅から西へ徒歩10分です。
www.toji.or.jp

2016年の拝観料は 大人500円 小中学生300円でした。

本当にすばらしい眺めで、心洗われます。おすすめです。

 

 

 

 

京都市街地の桜の開花状況が、今どんな具合かという検索が来たので

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場所にもよると思いますが、京都市街地でこんな感じですね。七分咲きといったところでしょうか。

咲いてるところは咲いているけど、まだのところは全く開いていないという状況ですね。でも、小中学校の桜が開花しているということは、有名観光地でも開いていると思いますよ。

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ちなみに、記事にしようと思ってなかなかできてないんですが、3・26に、大好きな桃山・中書島エリアを久しぶりに歩いたとき、長建寺さんの桜は、かなりいい具合に開花していました。

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しかし、十石舟の出ている宇治川派流沿いの桜は、3・26はまだ全然咲いておらず、ユキヤナギと、柳の新芽がいい具合でした。今週末4・2くらいは、たぶん、柳も桜もいい具合に咲くと思います。

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今週末はどこへ行こうかな。

以前近くに住んでいた、宝が池の桜も綺麗だったから、行ってみようかな。

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