貴船神社 山の力を浴びる旅
貴船にいるだけで大自然の一員になれる
夏に帰省した時、叡山電鉄で貴船神社に行って来ました。実は貴船神社に行くのは初めてだったんです。
鞍馬の方はもう何度も登ったのですが、貴船は近いにしてもまた違った空気を感じました。
お寺と神社の違いでしょうか。一言では言い表せないものです。どちらも厳かでありながら、あるがままを、まるごと受け入れてくれる大らかさを感じたものです。
神社⛩と自然の調和の中で、清々しい気分になり、もっと早くに(それこそ学生時代に)行くべきだったなあと感じました。
若いときの感性は、今とは比べ物にならないですからね。
多分、紅葉の🍁季節はより素晴らしいものかも知れませんが、カエデの青さもより目に涼しさを覚える癒しの旅でした。
叡山電鉄の出町柳駅。レトロな屋根、こじんまりとした雰囲気が、可愛らしいです。
向かい側には、旅のお客が喜びそうな、緑色の列車がいました。私はいつもの白いボディに青系のラインが入った、オモチャのような電車に萌えます。
心地よい緑に囲まれながら叡電は進んでいきます。赤に変わる季節もまた楽しいと思います。
叡山電鉄 貴船口駅に到着しました。
貴船口駅からの眺めです。雨上がりの水量が豊富な川から、湧き上がってくる心地よいミスト、山の清々しい香り、これだけで来た甲斐があったと思います。
ここから神社方面の貴船へ向かうバス(160円)に並んで乗車します。歩きだと30分ほどということですので、時間のある方や健脚の方は自然を感じる散策をされてはいかがでしょうか。
川床料理を味わう人達の姿がちらと見えます。
水面に映る川床の灯りが綺麗です。
このように、川縁に、川床料理を味わえるお店がずっと続きます。お値段も観光地価格でそれなりですが、鮎付きの定食なら2000円程であるようです。
岩場の白いしぶきが本当に綺麗です。
貴船神社は縁結びの神様 あらゆる良縁が集まってくる雰囲気
みなさん、スピリチュアルなものを信じますか?
私は、参拝すれば、祈願すれば、なんでも願いが叶う、とは思っていません。でも、良い雰囲気の中に完全に身を置いて、ここからいい「気」を浴びた私が、周囲の人にも自然な形で接して行けるとしたら素敵だし、ちょっとした幸せが広がると考えています。
誰かのため、ということを考えなくても、俗世間から離れて、一旦、自分自身の気持ちをリセットするだけでいいのだと思います。
幸せになるために参拝するのではない。今、手にしている幸せに感謝して自分自身が笑顔でいられるから、誰かを笑顔にできる。
一緒に行く人と、「今の幸せにありがとう」を伝えに行けば、これからも幸せが続くと思っています。そんなわけで、私は夫と息子と、参拝しました。
貴船神社の階段。
旅のパンフレットやコマーシャルでお馴染みの光景ですね。84段あります。両サイドの春日燈籠の赤色と緑色のカエデのコントラストが美しいです。
写真を撮る方が多く、後ろの方が写り込んでしまいました。撮影メインなら平日の早い時間が良さそうです。
上から見ると、かなり高く上がって来たのだなと感じます。
貴船神社の門にたどり着きました。
本殿と社務所への階段にはならんで待つ人が続います。7月の参拝でしたので、七夕の笹飾りが美しく印象的でした。
今回の訪問で感じたのは、とにかく外国のお客様が多いということ。七夕の短冊もインターナショナル。
おやおや、これは何でしょう?
古式ゆかしい京都の神社にもIT化の流れが⁈
フェイスブック、ツイッター、インスタグラムのご案内。しかも、スマホに表示されたWi-Fiが、その名もまさに「POWER SPOT」(笑)
水占みくじ(みずうらみくじ)
ですって。200円お支払いして、この束から好きに抜き取り、境内の小さな溝(神水)に浮かべると、この通り占いが🔮浮き出ます。
中吉
願望 急になりがたし
恋愛 思い直すべし
出産 やすし
病気 長びて医者を選べ
方向 西南に進みて吉
学問 怠るべからず
失せ物 思わぬところにあり
転居 よろしからず
中吉といいながら、結構なダメ出しっぷりなので、水占みくじは、境内に結びつけて来ました。
ちなみにですね、水占みくじは、バーコードをスマホで読み取ると日本語以外でも読めますよ。おみくじの真ん中付近にバーコードがあるのが見えますでしょうか。
「神水」の立て札
1~5の項目。読めますでしょうか。とくに4と5の項目からは、私達の日常の教訓にもなる学びがあると感じました。
涼しく心が洗われ、また気持ち新たに前に一歩踏み出せた旅でした。
伏見の水と御香宮と伏見夢百衆
四季折々に楽しめるまち伏見
私は洛中よりも、伏見のまちなみを散策するのが好きです。
まだ、桜には早いですが、十石船や柳の芽も楽しめると思います。
昨年も散策したのですが、いい感じでした。酒蔵めぐりもどうぞ楽しんでください。
この日は、御香宮に参拝に。
もうすぐ京都を離れるので、学生時代からずっと、10月のお祭りにも通ったこの神社にこの先の暮らしの安全を祈願いたしました。
御香水は今は、ろ過設備を使っているそうです。
賽銭を入れさせていただき、飲ませていただきました。
そもそも、伏見というのは、地下水が伏しているので伏水から来ているのだそう。
秀吉の時代から、酒造りが盛んになって今でも地元の産業として根付いているそうです。
ろ過してあるからか、特に冷たいとか美味しいとかは感じません。神様のお水としてありがたくいただきます。
たくさん欲しい方は、ここから5分ほど歩いて「鳥せい」で有名な神聖さんに隣接している「白菊水」が、無料で水汲みできるのでおすすめです。
看板によると、平安時代にこの神社の地面からとても美味しく芳しい水が噴出し、この水で病気が治ったので、清和天皇が「御香宮」とつけたそうです。でも、明治時代には干上がっていたんですね。ふたたび、飲めるようにして名水100選に選ばれたのもそんなに前のことではないみたいですね。
美しい装飾を見て、御香宮をあとに。
今年の秋の御香宮神幸祭には、来られないかも知れないですね。
ちょっとさびしいです。
伏見の水で沸かした紅茶が飲める伏見夢百衆
大手筋の東側に伏見夢百衆という、カフェ兼店舗があります。こちら、月桂冠の事務所だったところをカフェにしたそうで、中はとても雰囲気のあるレトロモダンのつくりです。
こんな雰囲気です。
この奥の庭の付近までテーブルや椅子があり、たくさんお客さんがいらしたのですが、少ないタイミングで撮りました。奥も雰囲気ありますよ。
伏水の紅茶やコーヒーも飲めるのですが・・・
結局、酒饅頭と、チョコアイスの八つ橋添えにしました。笑
お土産も、月桂冠のお酒や京都のお土産類が色々置かれています。
大人の旅に、酒蔵めぐりを中心に美味しいお酒と春の景色を楽しんでくださいね!
御金神社参拝で、お金に良きご縁が持てますよ~に
すべてがゴールドだった!キラキラの御金神社にはじめて参拝
1月に御金神社(みかねじんじゃ)に参拝の記事なんですけど、あれから何かとなんとなく運が上向きになってきたので、神社へのお礼の気持ちもこめてブログにレポートしてみたいと思います。
実は、三が日に、テレビ番組のにじいろジーンで御金神社紹介されていたらしく夫が「どうしてもいきたい!!」と言い出したのですが、もう、その時点ですでに藤森神社(勝負・学問の神様)、平安神宮(開運招福)に参拝していましたので、
「神様から受けるご利益が、分散されるだけじゃないの~?」
と、疑問を抱いたわけですが、夫のわくわくが止まらない感じだったのと、実際、今年は子どもの進学で絶対に稼いでもらわないといけない、
(・・・いや、おそらくは、ワタシが稼がないと)いけないので、夫がウキウキ顔で「一攫千金」を期待する横で、真剣に稼ぐ誓いを立てたのでした。
いままでも、夫の運を向上させるためにあれこれやりましたよ。
分かる人にはわかる話、タイガの長財布も買いましたけど、最近は尻のポケットに突っ込んでるし、その時点で、絶対アウトだしw
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結局、3が日は長蛇の列が、御池通りまで続いていて、諦めることに。1月中の、雪の日に出直しました。お客さんは少なく、ゆっくり参拝できました。
この付近は一方通行が多いですが、コインパークもあちこちにあってアクセス便利です。二条城の近所ですので、地下鉄利用しての観光のついでにも行きやすいと思います。
御金神社の個性的なイチョウ型絵馬
この神社の御神木であるイチョウが絵馬になっています。「金」の文字がイチョウの葉の茎に向かってさかさまになっていますので、金が入ってくるということなのでしょうか。
この個性的な絵馬は、このように、御金神社の境内にモリモリにかざられています。
書かれた内容の多くは、夫と同じく一攫千金を狙うもの(宝くじ、レース)が多いです・・・
ええ、夫の絵馬の上にそっと重ねたワタシの願い事は、馬車馬のように働きますからどうか金をたくさん与えてくださいと、現実的なアファーメーションをw
そして、なんか、キンキラのお守りが欲しかったので、これ。
センスの問題はともかく、にぎやかなのが欲しかったので。
かばんの内側につけて持ち歩いてます。
息子や夫は、イチョウ型のおみくじの中に入っていたこの金の根付をお財布に入れていました。そういえば、販売されている御金神社グッズの中に、お財布そのもの(金色?)もあるらしいです。
春から、わたくし、関東で子どもと一緒に関東で暮らすことになりました。
御金神社のご利益でガンガン稼ぐぞ~ッ
えっ、じゃあこのブログは??
・・・って?
詳しくはまた。
2017年初詣は、京都のどちらの神社に参拝するかというお話
ついに、あと数日で2016年も終わりですね。
個人的には、しばらくのブランクを経て、今年は忙しく働き、「働く感覚」を取り戻せてちょっとホッとした年でした。
子どもが来春、受験なので(¥¥)貯めないとならなかったし、うちの家族が夏に入院して大変だったりと、あまりブログも思うように更新できませんでしたけど忘備録くらいにはなったかなという感じです。
初詣に天神さん(北野天満宮)はどうかな、ということになったものの
大晦日の夜から初詣に行こうかということになりました。いつもは元旦は親戚が来るので、初詣には2~3日から出かけることが多いのですが、夜から出たことはなかったですから、初の試みです。
受験ですから、今年は菅原道真公に神頼みしようと言ったのですが、おトーちゃんが絶対に嫌だと拒否。とにかく混んでいるのがいやだし、受験ならもう少し先に参拝でもいいやんかということで断念。
梅が咲き始めたころに行ってみます・・・(写真は今年の春のもの)
八坂神社のおけら火を一度持ち帰ってみたい
八坂神社では、大晦日におけら参りといって、吉兆縄に火をつけた白朮火(おけらび)を持ち帰り、新年のかまどに火を入れたりお雑煮を炊いたりすると縁起がいいそうです。
火が消えないようにくるくる回しながら持ち帰るのですが、でも、うちに徒歩で持ち帰るにはちょっと距離があるんです。
夫によると、昔は京阪電車に白朮火(おけらび)をつけたまま乗れたそうで(!)驚きましたが、のんびりとした時代だったんだろうなと思います。まあ、当時ももしかしたら、暗黙の了解程度の話だったのかも知れません。今は、おけら火をつけたまま乗っては行けないと完全にお断りされているとのこと。
もっとも、今、かまどで火を炊くお家はほとんどないでしょうし、IHの家はどうするんだ?という話で、火は消えても、炭を持ち帰るだけでも良いと思います。縁起の良い「吉兆縄」ですからね。
が、ここも神社の境内にたどり着くまでどんだけかかるねん…、という夫のダダコネで断念。
お商売しているわけじゃないけど、いつもの伏見稲荷大社は?
学生時代からずっと参拝している伏見稲荷大社。
鳥居の朱色も綺麗だし、屋台もたくさんで楽しいし、景気が悪い時もここへ来るだけで前向きになれました。
正月に参拝してお煎餅食べてというのがお気に入りだったのですが、ただ最近は、観光シーズンでもない平日の参拝客も半端ないほどの込み具合で、これがお正月になったら、どうなるんだろう・・・ちゃんとたどりつけるかしら。
20年ほど前は、お正月以外は、参拝客も少なくてゆっくり参道のお店を楽しむことができたんです。
今は、本町通を車で走るのも一苦労。
この歩きにくさ、走りにくさ、単に人の多さだけが原因じゃないようだけど?と話をする中で気が付いたんですけど、歩くときに、日本人だと右側通行じゃないですか? 外国だと反対になるからか、外国のお客さんが多いときは、自然な歩行の流れに沿わないような。土日以外は、人の流れは整理されていないので、ホコ天のようになってしまってます。誘導の表示が欲しいですね。
(外国人観光客を疎外するのではなく、人もクルマも進みやすくなるので。海外に比べて、日本は海外の御客さん向けの表示が遅れていると思います。やっと整備しはじめたように思います。)
奈良線に乗ると、伏見稲荷はどこで降りるのか知らない言語で尋ねられて大変です。
先日は、英語も通じないので、日本語で地図を指差しながら、「これは京阪電車。私達がのっているのはこっち(JR)。次の駅で降りてください。」と言うと、「シェ!」と笑顔で言われました。中国語分かんないけど、「謝」ですか?Thanksくらいの感じ?
あ、そうそう。伏見稲荷の周辺のコンビニはお手洗いが借りられませんので、駅で用を足して行った方がいいですよ。
結局、まだ初詣として参拝したことのない神社にしようということになり。
夫の主張により、混んでいる神社はいやだということになり、初詣はそんなものでしょう・・・とあきれつつ、決まったのは、こちら。(写真はHPよりお借りしました)
勝負事と、学問の神様ということですので、家族みんながご利益を信じて、真剣に2017年を過ごしていきたいです。
夜から開いてるのかな。ネットの情報によりますと、大混雑というわけではなさそうですが、それなりに並ぶ必要があるようです。
※1/2追記:行ってきました、の巻
※追記・12月31日
御金神社
にじいろジーンでここの神社をやっていて、夫が行きたいと言い出しました。
二条城から東へ数分です。
ホームページが見当たらないので地図を貼り付けます。
とても小さな神社のようです。
お財布を新調して持参したらいいことあるかしら?
お賽銭にするお金だけを入れて。(私の思いつきです。)
神頼みしたあとは、努力もしなくちゃですよ。(私もがんばります。)
レポートしますね。
※1/3追記
参拝しようと車で来ましたが、御池通まで大行列で、諦めました。テレビの力は凄いですね。鳥居がゴールドです!!
日を改めて参ります(^-^)
あ、こちらもどうぞ。
かっこよすぎる祇園の佐川急便。好奇心でノレンをくぐってみた。
「飛」のマークに目を奪われる。
先日、四条通から一本南の通りをフラりと歩くことがありました。四条通は八坂神社と京阪の祇園四条を行き来する人たちでごった返していますが、少し筋を入ると急に静かな雰囲気になります。
このあたりは、歌舞練場の北側にあたり、祇園らしい町家づくりの建物が並んでいて、いかにも京都らしい雰囲気の町です。
この記事で載せたまちなみですね。
私はさっきの自転車(1枚目の写真は実は自転車なんです!)の荷台の「飛」マークに目を奪われていたのですが、お店の構えはこんな感じ。シブいですよね。
自転車もレトロおしゃれで運転してみたいです。
しかし、祇園の狭い路地を曲がるのは、至難の業ではないでしょうか。
祇園の路地は本当に狭いのですが、ここは旧弥栄中学(現在は漢字ミュージアム)の南側にあって、少し広くなっており、東大路通からトラックで入ってくることができるようになっています。ですから、一般の荷物もここから、普通の佐川急便と同じように送ることができるというわけです。
佐川急便グッズを手に取って購入できます!
「こんにちは。」
一歩中に入ってみました。カッコいい紺の制服姿の女性スタッフさんが、荷物を台車で届けに出かけて行こうとされているところでした。
とても上品な京言葉(京都弁というと京都の人に叱られる。)をお話しになる男性スタッフさんにいろいろ教えていただきました。
普通の佐川急便の業務をされているそうですが、冷蔵庫や大きなカウンターがあるのは、どこも同じスタイルだと思います。
でも、カウンター後ろの壁に、とても珍しいものが掛かっていました。なんだと思います?
祇園では、お祝い時に、お花の代わりにこうした「目録」を贈るそうなんです。特別な絵師の方がいらっしゃるそうですよ。目録の下の名前は舞妓さんの連名で、右側の団扇は写真がブレてしまいましたが、舞妓さんのうちわです。
一力亭さんからの目録もあります。
そして、今回の目的はこちら。
佐川急便オリジナルグッズ!!
私のスマホでは、ちょっと画像がブレてしまったので、HPを見に行ってください。
http://www.sagawa-exp.co.jp/gion/zukan.html
祇園の街になじむサービス、家並に溶けこむお店でありたいとお品物を運ぶ機材や道具、お家の装飾にも、
京都の伝統の技を生かした祇園佐川急便専用の品々を使用。
また、ここにしかない祇園佐川急便限定のグッズの販売も行っております。(記事・写真 祇園佐川急便のホームページより)
佐川急便の紺色を基調とした扇子、手ぬぐい、お香、メモ、あぶらとり紙などがありました。
私は、紺と白の手ぬぐいを一つずつ購入。
まだもったいなくて、開封していないのですが、スタッフさんが見せてくださった手ぬぐいは、白も紺の方も、「飛」印の入った長めの、おしゃれなものでした。
1000円以上買うと、この手提げ袋に入れてもらえます。
近くで見るとこんな感じです。
ちなみに、どういうときにこの祇園の佐川急便を利用するかというと、このあたりは、観光地ですので、お土産や骨董品などを購入されたときに、すぐに発送することができて便利という訳ですね。
観光客の人が道に迷っているときにもスタッフさんが教えて下さいますよ。
八坂神社はすぐ!
知恩院、高台寺なども近いです。
祇園佐川ホームページ
>>祇園佐川急便図鑑│祇園佐川急便│佐川急便株式会社<SGホールディングスグループ>
舞妓さんや芸妓さんの着物や歩き方は、ほんとに綺麗!祇園の夜の小さなお楽しみ
舞妓さんや芸妓さんのおもてなしを受けるようなお座敷を利用するのは、なかなかツテがないと難しいものです。
一般庶民の私には、そういうのは遠い世界。もっぱら祇園や先斗町ですれ違う舞妓さんの美しい姿や身のこなしにドキリ、そんなプチ楽しみで満足です。
年に何度か、用事で祇園に一定期間通うことがあるのですが、夜になると花見小路を歩く舞妓さんが見られることがあります。
ここ最近見た舞妓さんと芸妓さんの後ろ姿です。
これは芸妓さん、傘が可愛い(^ ^) この後ろ姿、大人の美しさですよね
歩き方も、とっても華やかです。おっかけはだめですけど、遠目でずっと拝見させていただいてました♡
これも同じ場所で舞妓さん
画像がブレましたが、だらりの帯がとてもきれいです。かんざしもかわいい。
こちらは、花見小路を歩く舞妓さん。
ぽっくりの下駄なのに、めちゃくちゃ歩くのが早くてすぐに見えなくなっちゃいます。
だいたい、夕方から夜にかけて、出かけていく舞妓さんをよく見ます
でも、私が見るときは、お付き添いの方がいらっしゃらないので、大丈夫なのかなあと心配でもあります。
以前も紹介しましたけど、こちらの看板はご存知ですか?
触ったり話しかけるのはNGですね。
過去記事もどうぞ。
確実に舞妓さんに会いたいときは、
弥生会館の祇園コーナーに行かれるとよいです。
または、みやこめっせ地下の伝統産業ふれあい館で日時は決まっていますが、
見ることが可能です。
京都伝統産業ふれあい館 みやこめっせ地下1階 Kyoto Museum of Traditional Crafts
また、京都では、舞妓さん体験もできます。
高台寺や清水周辺の観光地を日中歩いているのは、素人の体験舞妓さんです。
以前、熊本の田舎の同級生がどうしてもやりたいというので、彼女が京都に遊びに来たときに、一緒に40歳で体験したことがあります。店の人によるとなんと上は80歳で体験される方もいらっしゃるそうです。
年齢、半分だから大丈夫よね? なんて思わせてしまう営業トーク(笑)だったのかもしれませんが。
そこのお店には芸妓さん体験の設定がなかったので、しぶしぶやってみたのですが、なんとも恐ろしいバケモノに・・・友達はとてもよく似合っていて、すごく喜んでいました。
お目汚しで申し訳ありません・・・が、リンク先に舞妓体験のできるお店をいくつか掲載しましたので、ご興味のある方はどうぞ。
舞妓体験のできるホテル >>https://a.r10.to/hbY7s4
保津川下りの船に揺られ、紅葉を眺めながら癒しの時間を楽しむ
保津川下り、したことありますかー?
保津川下りなんて、そんなもん興味ないという方も、たまにはスマホを置いて、都会の喧騒から離れた空間で過ごしてみませんか。
去年、はじめて保津川下りを体験しました。楽しい2時間だったのでご紹介します。
景色と川の心地よい揺れも楽しいのですが、私達は普段、知らず知らずのうちに音のある世界で過ごしていたんだな、と気が付かされることでしょう。川の流れだけが聞こえ、むき出しの岩や美しい紅葉が視界に飛び込んでくると、しばらく邪念から遠ざかることができます。
といっても、船頭さんが見どころを教えてくれるし、トークも楽しいのでご心配なく。
ラフティングもありますよ。元気のある方にはこちらもおすすめ。ゆるやかなコースなら3才の子どもさんから乗れるそうです。私は、保津川下りも保津川ラフティングもどちらも経験があります。共通点はちゃんと救命胴衣が用意されていて安全なところと、両サイドの山の景色を楽しむことができることです!
このページの最後に保津川下りのホームページの案内をしていますので、ラフティングに興味がある人もそちらをご覧くだされば情報が載っていると思います。
JR 亀岡の駅から乗船場まで徒歩10分ほど
乗船場までのルートとしては、多くがトロッコ列車でトロッコ亀岡駅まで乗って、そこから、京阪バスか観光馬車で乗船場あで行かれるようです。また、阪急の桂駅から京阪バスがあります。
保津川下りと合わせて乗車される方の多いトロッコ列車は11月のピーク時はチケット売り切れになってしまうことがあります。
土日は特に、京都駅の電光掲示板の表示で「トロッコ列車売り切れ」のお知らせが早々とされているくらいです。でも、トロッコ列車は乗れなくても、保津川下りだけなら、乗れることが多いようです。(土日に乗船される方は確認した方がよさそう)
私はJR亀岡駅から乗船場まで歩きました。乗船場の写真を取り忘れたのですが、亀岡駅から乗船場まで何もない道を川へ向かって歩きます。この道のサイドの土地は、スタジアム建設が計画されているらしく、とにかくだだっ広い土地が広がっています。
乗船場の様子が分からなかったので、亀岡駅で軽食を買っていったのですが、ちゃんとお弁当やお茶、水しぶきをよけるカッパなどが販売されていました。乗船場の2Fが受付や売店になっていて、1Fをバスが出入りしています。
救命胴衣を着用して、一人ずつ船に乗ります。船頭さんがちゃんと案内してくれますが、乗るのが初めての場合は、ちょっとおっかなびっくりな感じで乗り込むことになると思います。足元が不安定な中を乗り込んでいきますが、船と岸はくっついているのでだいじょうぶです。
スタートしてしばらくは、穏やかな流れです。最初はこんな感じでが、最後までかな?というとそんなことはないので安心してください。
2016年は、ちょっと寒くなるのが早かったので紅葉が早いようです。去年の写真ですが、これよりもずっと色づいていると思います。
途中、船から見上げると、トロッコ列車に出会うことがあります。
人の顔までは分かりませんでしたが手を振ってくれていました。
トロッコ列車も5年ほど前に一度乗りましたが、鬼がやってきたり、乗務員の人が写真を撮ってくれたりした記憶があります。保津峡の紅葉がすごくきれいに見えました。
船頭さんの話を聞いて驚いたのですが、この保津川下りは、400年の歴史があるそうです。お殿様方のお楽しみだったんでしょうね。
途中、かなりの急流になっているところがあって、水しぶきがかかってしまいました。2時間日光にさらされるので、日焼け止めクリームを顔にガッツリ塗っていましたが、水しぶきが顔にかかると、日焼け止めクリームが白っぽくなるので、みやびな殿様気分が、バカ殿様に… 夏は船に覆いがあるようですが、秋に乗船したときはありませんでした。日傘は差せないので、女性の皆様はお気をつけて(笑)
船頭さんのお仕事は、ただ櫓をこいで、お客さんの案内をするだけではなく、すべり台のようになっている船の道のメンテナンスをするために、水を抜いて、丸太がきちんと整っているか定期的に確かめるそうでよ。
途中、カエルの石やイノシシの石などユニークなもものがあります。
水鳥もいますし、きれいなカワセミが横切りました。
運が良ければ、鹿を見ることもできるそうです。
激しい急流からおだやかな流れになり、船頭さんのトークも終盤に近づいたころ、温かいものを販売する船がやってきました。甘酒とか、おでんとか、みたらしとか、お酒もあったと思いますが・・・
なにせ2時間じっとしていたら、結構体が冷えてくるんです。でも私は、とりあえず、お手洗いに行きたいという気分で何も購入することができませんでした。
(船に乗ったら、トイレには行けないです。あと、防寒対策もお忘れなく)
保津川くだりの到着は嵐山。
渡月橋の付近なので、その後の観光も楽しむことができますよ。
ホームページに船頭さんを募集されているとありましたよ。
2016年京都の紅葉の美しい寺・京都に20年住んでる私がおススメします。
見ても見ても、まだまだ見尽くせない紅葉の名所が京都にはたくさんある。
私は西側のお寺はほとんど知りません。東側のお寺を中心に紹介したいと思います。
それでも、どちらのお寺をおすすめしようかと悩むくらい名所が多いというのは贅沢なことですね。
「誰もが知っているけど、私もこの景色が好き」というのは、東福寺。参拝客が多く、人の頭を見て歩くようなものですが、とにかく敷地も広く高低差もありますので、何度参拝しても新しい発見があります。何年か前に、手入れされた苔の上にハラハラと落ちるもみじの葉は、私の記憶だけにとどめて置くには惜しいと思うくらいの美しさででした。
と言っても、ありきたりの東福寺の景色ではつまらないので、今回は、「東福寺の○○の景色」をのちほど紹介します(笑)
それと、あくまでお寺の「景色」について挙げるのですが、ランキング形式にするのは失礼ですので、個人的に好みのお寺をいくつか挙げてみたいと思います。
※写真はいくつかお借りしたものを使っています。記事はすべてオリジナルです。
青蓮院門跡(しょうれんいんもんせき)飛地境内・将軍塚青龍殿は、春も秋も、昼も夜景もすばらしい
美しい庭園があるのに、大混雑というほどには混まないのでおすすめしたいお寺です。
天台宗青蓮院門跡の飛地境内となっている、将軍塚青龍殿はご存知でしょうか。粟田口の青蓮院門跡から、少し離れた東山の山頂にあります。
将軍塚と言っても、デートスポットとなっている市営駐車場の通称「将軍塚」ではなく、さらに奥の青蓮院境内にある本物の将軍塚です。平成26年に大護摩堂「青龍殿」と大舞台が建立されました。青龍殿の奥の「青不動明王二童子像」=青不動の前に座りじっと拝む人の姿が絶えませんでした。メラメラと燃える炎に包まれる青不動、迫力があります。
大舞台は、さながら「巨大なウッドデッキ」。京都市内を一望できます。直線状の市街の光が、京都の碁盤の目になっていることが分かります。さらに、上の展望所からは、京都タワーなど京都の南の方も見渡せます。ライトアップされる時期がありますので、ぜひ夜にも足を運んでいただきたいと思います。
この写真は、以前のものですが本当に美しい紅葉でした。すべてを紹介できなくて残念。
青蓮院門跡飛地境内は、市内より少し高いところにありますので、紅葉がとても美しいと感じました。もみじがまだ色づきつつある枝と真っ赤なものとが幾重にもグラデーションのように重なっています。
アクセスは、ライトアップ時に運行されるシャトルバスを利用しました。京阪バスやタクシーも便利。2016年の青蓮院門跡ライトアップは10月28日からです。詳しくはホームページを。
大徳寺高桐院の苔と紅葉の庭園は見逃せない!
友達を連れて行くと、どの方からも参拝して良かったと言ってもらえるお寺です。JR東海の「そうだ京都行こう」で取り上げられていたこともある、美しいお庭のある高桐院。臨済宗大徳寺の塔頭(たっちゅう)のひとつです。夏の爽やかな楓の参道もすばらしいんですよ。
特に庭園を座って見ていただきたい。10月の終わりに参拝したことがありますが、北の方ですので、ほんのりと色づいている部分がありました。比較的早い方だと思います。
(京都の市街地の紅葉は11月下旬の連休かそれ以降にならないと色づかないので気を付けてください。)
細川ガラシャ夫人の眠る歴史あるお寺です。
高桐院の紹介のあるサイト >>京都観光Navi:高桐院
高桐院参拝の際にちょっとお茶飲んでゆっくりしたいときは、こちらもおすすめ(笑)
徒歩5分ほどの今宮神社参道のあぶり餅は必ずいただいて帰ります。
あぶり餅に関する過去記事はこちら>> 今宮神社のあぶり餅対決
高台寺圓徳院は、唐門のつわぶきと紅葉の赤の美しさが見どころ
北政所様が最期をお過ごしになったというお寺圓徳院です。
以前はなかった圓徳院北側の商業施設の圧迫感がすごく残念なのですが、唐門のつわぶきや、お庭の美しさは健在です。こぢんまりとした広さで心やすらぎます。
写真は圓徳院のものではないのですが、紅葉の季節に咲く鮮やかなツワブキのコントラストは素晴らしいです。お庭は座ってご覧いただくことをおすすめします。
祇園から近いですし、清水寺も徒歩圏ですので、おススメするお寺の中で一番アクセス便利だと思います。
詩仙堂は段差のある立地が面白い!四季のお花も美しい
詩仙堂はよく知られているお寺ですが、お寺の庭だけではなく、借景もすばらしい。
観光客が多いのであまりゆっくり見られないかも知れませんが、高低差のあるお庭が私の好みなんです。お借りした写真ですので、全体が分からないと思いますが、白川通りから東へ入った山際にあります。
山門や参道もとても風情があります。少し歩きますので、歩きやすい靴がおすすめ。
Photo credit: np&djjewell via VisualHunt / CC BY
詩仙堂のホームページ>>SHISEN-DO = 詩仙堂 =
法然院の山門が素敵。銀閣寺へ行ったらぜひ立ち寄って
銀閣寺と哲学の道を観光コースに入れている方にはぜひお立ち寄りいただきたいのが、法然院。そんなに混雑せず、団体さんもいないので、とても心静かに参拝できます。
Photo credit: kanegen via Visual hunt / CC BY
この山門にかかる紅葉の美しさが感動的です。椿の時期もよいですよ。ときどき講堂で画家さんの作品などが展示されていることもあります。
法然院のホームページ>> 法然院
番外 東福寺の周囲の景色。ぐるり一周するだけでも紅葉が楽しめる
最初に書いた東福寺。もう人が多いし、あまり・・・という方には、東福寺の周りを一時間かけて歩くちょっと意外な散策コースをおすすめ。
去年、京阪の鳥羽街道駅で降りて、東福寺の周囲を歩き、京阪東福寺駅まで歩いたときの短い動画です。紅葉も映っていますのでご覧ください。
鳥羽街道駅から本町通に入り、北へ歩いて一筋目を東へ。鳥羽街道団地や稲荷山病院の横の道をどんどん歩いて、東山トレイル5の標識のある小さな沢をわたります。実はこれ、東福寺の中を通っている川なんですよね。東福寺の通天橋から見下ろすあの川です。(京阪電車もこの川の上を通過していきます。)
話はもどり、この沢をわたってさらに進むと「五社之瀧神社」という稲荷山の修行の滝のある神社がありました。私は知らずに歩いていたのですが、鳥居がたくさん集まっていて、まさにパワースポットといいますか、ちょっと神秘的な雰囲気です。
東福寺の周囲もカエデの木がたくさんありますので、歩くだけで楽しめます。発見の旅を楽しみたい方にはお勧めです。
初秋の寺町通を散歩とランチ~ 梨木神社と雑貨とフレンチ♪
寺町通が好きでたまらん
何度歩いてもまた歩く寺町ストリート。以前も紹介したと思いますが、寺町二条から丸太町の間の通りがとてもおすすめです。今回は北へ足を伸ばし今出川通りまで歩きました。10年来の友人とたまに会って、歩くたびに楽しい発見があります。京都は本当に魅力的な町です。以前二条通りを歩いたのも、この友人と一緒でした。この珍しいカフェがあるのも寺町通です。
今回歩いた寺町通を南から北にご紹介します。
アドーン(ADORN)さんの魅力的な雑貨に見とれてしまいます。
寺町二条の通りは少しカーブしているのですが、そのカーブの途中にある小さな輸入雑貨店アドーンさん。どれも美しく魅力的で、シルクロード周辺の国々から買い付けてこられた雑貨や布製品を使ったお品が飾られています。
こちらは二年ほど前に撮らせてもらった写真。今回も同じように美しいボタンがたくさんありました。手作りされるのだそうです。
棚には素敵なリボンたち!!目移りしてしまいます。私はリボンが好きなのでお店を見て歩くのですが、百貨店にもなかなかこんな豊富な種類はないですね。
リボンは50㎝単位で購入できます。カバンに縫い付けたらどこにもない素敵な作品になるでしょうね。今回買ったカラフルなリボンは、自転車のカギに、鈴と一緒につけて美しいキーホルダーになりました♪
店主自ら買い付けに行かれるそうで、不安定なお国の政治は変わりやすく、なかなかアンティークの持ち出しができないんですよ・・・と仰っていました。また、その期間はお休みされることがあるそうです。
ショップカードの地図で場所はわかりますでしょうか。
ADORN
火曜定休 11:00~19:00
京都市中京区寺町二条西側妙満寺前町447-3
梨木神社のマンションを間近に見た衝撃
丸太町通りを渡り、御所の東側を北へ進みます。
私は萩の花が好きです。ちいさな小花が風に揺れ、このかわいさ、美しさを見出して育てて来た人たちはなんて素敵な感性なのだろうと思います。参拝したのは、萩まつりが終わって一週間ほどの九月の終わりの週のことでした。
梨木神社の境内にマンションができるときにはとても驚いたものですが、神社の維持には欠かせない寄付などが減って、部外者には分からないやむを得ない事情があるのだろうと思いました。
鳥居からすぐのところに建っているとは知らず、私が想像していた「使っていない土地の一角に建てた」という姿ではありませんでした。あまりの圧迫感に驚きました。
相当な事情があったのでしょうね・・・
(※注 この記事を書いたあとに知ったのですが、60年間という期限付きの定期借地権つきのマンションで、将来は更地になるようです。)
境内に入ると、少し時期は過ぎていましたが、綺麗な萩は健在でした。小雨に当たり、しずくののった葉や花がいっそう可愛らしく感じます。
参道の両側に萩の道が続きます。
神社の空気はいいですね。雨の日でも気持ちが澄み渡ります。
恋愛成就の木とやらがあるらしいのですが、私達はまっすぐこちらへ。家内安全プラスαを願いいました。(プラスαの部分を欲張るのがいけないのですが・・・)
白い萩も本当にきれいです!!
寺町今出川下る「epice」(エビス)のフレンチ
神社を出て、こんどはお昼ご飯を。このあたりお店はあちこちにあるのですが、某ログでチェック。「町家造りでフレンチ」っていうだけでも魅力的で、お店に吸い込まれてしまうんですど、お味の方も楽しみ。
入ってすぐのところが吹き抜けになっていて、いい雰囲気です。
ランチは2200円のコースに、グラスワインをいただきました。もう一つ上のコースもあります。平日でしたが、満席。
見た目にもとてもきれいな野菜たっぷりの前菜、スープ、パン、この日のメインは養老豚を焼いたもの、飲み物でした。養老豚がこれまた美味しくて柔らかくて、付け合わせの野菜も美味しい~♪ 夢中になっていただきました。美味しかったー
町家といえば、だいたい奥の方に中庭が見えるようになっています。
京都のカフェやレストランで町家を利用したお店はたくさんありますが、中庭だけを撮り歩きたいと思うくらい風情があって好みです。epiceさんの中にはカエデがありました。紅葉すると綺麗でしょうね・・・!
この奥にも部屋があって人が座っているのが見えました。座敷もあるようなので、人数が多くなるとこちらの利用も良さそうですね。テーブル席もありました。
私達は、入口すぐのカウンター席に案内されました。厨房でスタッフさん達がフランス語でシルブプレと言いながらキビキビとお仕事をされている様子がよく見えましたが、上司と思われる方がスタッフさんをしかるときは思いっきり京都弁…笑 できれば、お客にはあまりわからない感じでしてほしいですね。
臨場感あふれる調理場を拝見できましたが、次は奥のテーブル席がいいな。カウンターはちょっと狭かったです。
漢字ミュージアム@祇園 ショップ祇園祭ギャラリー
京都の漢字ミュージアムは、6月29日、祇園の石段下近くにオープンしました!
漢字ミュージアムといってもピンとこないかもしれませんが、漢字検定というと、皆様にもおなじみのものですよね。
7月はじめの休日の夕方に前を通りかかったので、入り口のショップだけ入らせてもらいました。
奥のミュージアムや、カフェには入っていませんが、ショップの中の京都らしい展示物もなかなか素敵な内容でしたので、ご紹介します。
まずは、祇園祭の山鉾。普段、私たちが山鉾を見るときは周りをぐるりと装飾品で巻かれているのですが、これは内部の構造がどうなっているのかを分かるようにしてあります。
建物の外からもガラス張りなので、見えるのですが、中に入ってみるとより綺麗に見えますし、ショップは無料で自由に出入りできますので、ぜひ入ってみましょう!もちろん、色んな商品を購入できます。
(京都に関わる本が色々置いてありますが、良いセレクトだと思います。)
これは展示用の山鉾ですが、実際に四条通や烏丸などに置かれている鉾をじっくりと見てください。見送(タペストリー)はとても豪華絢爛な色合いとなっています。
ゴブラン織りというヨーロッパ生まれの生地です。中には重要文化財に指定されているものもあります。
見送(タペストリー)の内側はこんな風な骨組みになっていたんですね。
これで何十人という人たちを支えているんだから、驚いてしまいます。
車の大きさも近くで見ると迫力があります。
仕組みの説明もされています。
私はこういうミニチュアサイズのが好きですけど♪
山鉾や、山のいくつかが、窓際に展示されています。
祇園祭の山鉾の様子を映した屏風が見事です。
短いですが、動画も撮ってみました。とても綺麗です。実際はもっと長く美しい姿を見ることができますので、現地へ行ってぜひ見てください。
皆川泰蔵さん作の見送(タペストリー)もありました。美しいです。
ミュージアムにも行ってみたいですね。ただ、写真がアップできないと思うのですが・・・
※追記:漢字ミュージアム+お土産 のキーワードで検索がすごくあるので、参考までに載せておきます。
お土産ショップは、京都にまつわる本をそろえてありました。たとえば、これとか。
祇園の石段が、実は断層を生かして作られたものだという、ブラタモリで出てきた話が乗ってる本です。
封筒や便箋も京都らしい雰囲気のものをそろえてあります。
ほかに、手ぬぐいや、まくらの類もありました。
さきほど、写真をアップした、祇園祭の鉾や山のミニチュアにも、値札がついていた気がしますから、購入できるでしょうね。
祇園の町家の屋根にいる、個性豊かな人たち=鍾馗(しょうき)さんを激写
鍾馗さん(しょうきさん)が見下ろす京都の町家
しょうきさん、知らない方は少ないと思いますが、じっくり見て回ることもあまりないかと思います。ある程度、京都観光リピーターになったら、こんな楽しみ方もあるんですけど、京都の町家造りの家によくあるしょうきさんの顔を見比べると面白いです。
今日は祇園の屋根を撮ってきました。
視力に自信のない私でも、カメラズームで顔までよく見ることができましたので、ご紹介しますね。
そもそも、しょうきさんってなんぞや
学のないわたくしですみません。ウィキ様をそのまま引用させていただきます。
昔京都三条の薬屋が立派な鬼瓦を葺いたところ向かいの家の住人が突如原因不明の病に倒れ、これを薬屋の鬼瓦に跳ね返った悪いものが向かいの家に入ったのが原因と考え、鬼より強い鍾馗を作らせて魔除けに据えたところ住人の病が完治したのが謂れとされる。
要するに、家の守り神ですね。
閻魔大王様のようで、違うそうです。でも、どれも大きな剣のようなものをお持ちです。
ちょこんと載っておられるようなしょうきさんや、
剣がないしょうきさんもいらっしゃいます。
みな、一様に恰幅がよろしいです。
花見小路はもう日本人率が極めて低くなりましたね。
家と家の継ぎ目の付近の屋根にいらっしゃるのが分かりますでしょうか?
みんなが通り過ぎる街並みをしょうきさんはじっと見下ろしていらっしゃいます。
こちらは、旅館か、食事処のようですね。
最初の写真のしょうきさんです。まさに、家を守るスタイル!
ほかにも個性的なしょうきさんを見かけました。
ちょっと首を斜めにむけたしょうきさんや、
人より置物のようであったりします。
おだやかな雰囲気のしょうきさんもいらっしゃいました。
このように、壁に貼ってあるタイプのしょうきさんも見かけました。
おおっ
こちらには、ひときわ個性的な・・・
しょうきさんじゃなかった!!
笑う門には福来る!!
上を向いて歩こう♪