伏見の水と御香宮と伏見夢百衆
四季折々に楽しめるまち伏見
私は洛中よりも、伏見のまちなみを散策するのが好きです。
まだ、桜には早いですが、十石船や柳の芽も楽しめると思います。
昨年も散策したのですが、いい感じでした。酒蔵めぐりもどうぞ楽しんでください。
この日は、御香宮に参拝に。
もうすぐ京都を離れるので、学生時代からずっと、10月のお祭りにも通ったこの神社にこの先の暮らしの安全を祈願いたしました。
御香水は今は、ろ過設備を使っているそうです。
賽銭を入れさせていただき、飲ませていただきました。
そもそも、伏見というのは、地下水が伏しているので伏水から来ているのだそう。
秀吉の時代から、酒造りが盛んになって今でも地元の産業として根付いているそうです。
ろ過してあるからか、特に冷たいとか美味しいとかは感じません。神様のお水としてありがたくいただきます。
たくさん欲しい方は、ここから5分ほど歩いて「鳥せい」で有名な神聖さんに隣接している「白菊水」が、無料で水汲みできるのでおすすめです。
看板によると、平安時代にこの神社の地面からとても美味しく芳しい水が噴出し、この水で病気が治ったので、清和天皇が「御香宮」とつけたそうです。でも、明治時代には干上がっていたんですね。ふたたび、飲めるようにして名水100選に選ばれたのもそんなに前のことではないみたいですね。
美しい装飾を見て、御香宮をあとに。
今年の秋の御香宮神幸祭には、来られないかも知れないですね。
ちょっとさびしいです。
伏見の水で沸かした紅茶が飲める伏見夢百衆
大手筋の東側に伏見夢百衆という、カフェ兼店舗があります。こちら、月桂冠の事務所だったところをカフェにしたそうで、中はとても雰囲気のあるレトロモダンのつくりです。
こんな雰囲気です。
この奥の庭の付近までテーブルや椅子があり、たくさんお客さんがいらしたのですが、少ないタイミングで撮りました。奥も雰囲気ありますよ。
伏水の紅茶やコーヒーも飲めるのですが・・・
結局、酒饅頭と、チョコアイスの八つ橋添えにしました。笑
お土産も、月桂冠のお酒や京都のお土産類が色々置かれています。
大人の旅に、酒蔵めぐりを中心に美味しいお酒と春の景色を楽しんでくださいね!