ところで、ルーマニア料理って食べたことある? 京都・伏見の美味しいお店
※2017/6.17追記 この記事にアクセスが急に増えたのですが、カーサアントアネッタさんはお店を休業されているのでしょうか。お店のホームページも消えているし、食べログも「運営がはっきりいない」との記載で心配です。
京都はここだけなんだとか。ルーマニア料理のCasa Antoaneta
東京だと多国籍料理のレストラン選びに事欠かないと思います。京都だとそういうお店も聞かないわけではないですが、やはり日本料理がメインですね。数年前にできた、意外と日本人の舌にも合うと思うこちらのお店を紹介します。
私は学生時代から、城下町である大手筋界隈のファンです。特にNHKの龍馬伝を放送していたあたりから酒処・伏見を含めた町おこしが進み、より楽しみがふえました。城下町の良さを生かして町に良いものがギュッと集まり、お酒に合うお料理を出してくれるお店も競争を増しています。
そんな中、数年前に大手筋のアーケードから一筋南の魚屋通りに、ひときわ異彩を放つお店が登場。お店の名前は「カーサ アントアネッタ」。アントアネッタの家という意味で、写真に写っているルーマニア出身のこちらの女性がアントアネッタさんです。
最初は、店の前に案内のボードもなく、何か高級なレストランができたのかな?と思っていました。すると、「ルーマニア料理のお店らしい」という情報が伝わってきて、「ルーマニア?」「なぜまた洛中ではなく、伏見に?」と、ますます得体が知れない感じがしていました。
ところで、ルーマニアのこと知ってる?
私がこのお店に入るまで、ルーマニアについて知っていたことといえば、国の一部が黒海に面した東欧の国ということ、私が高校生位まで続いたチャウセスクの独裁政治、治安の面であまり良い話を聞かない、など、暗いイメージのある内容が多かったです。
でも、知ってました?
ルーマニアって知る人ぞ知るアンチエイジング大国なんですよ。先に言っておきますが、ステマと思われると困るのでリンクは貼りませんけど、ルーマニアの「シミ・しわにいい」というクリームを昨年はじめて使ったんです。薬機法とか詳しくないですし、ただの感想なんですけど、あまりにも万能すぎてびっくりなんです。
CMばかり立派な日本のコスメだいじょうぶか?!と、真剣に心配になりました。キズもあっさりと治りました。濃いお化粧もなでるだけで落ちます!!でもオロナインH軟膏みたいなにおいなんですけど(笑)
レストランに関係ない話に脱線してしまいました。
ルーマニアは中世のお城やワイン農家など、観光にも喜ばれる風景が広がっているそうです。民族衣装での踊りも有名なんだとか。一生に一度は訪れてみたいです。
ランチのコスパは高い
前菜とサラダのプレートは、小さなおかずがいろいろと載って見た目にもかわいらしいものでした。
ハムも、このパテみたいなのも、手作り感が出てよかったです。ああ、運転しなかったら、本当に飲みたかった!
だって、棚にこんなにワインがたくさが並べてあるんですもの。
そして、ミネストローネ風のスープ。
適度に酸味があります。美味しいです。ピンぼけごめんなさい。
メインはサルマーレというロールキャベツ。
少し香辛料の風味がして、スパイシーにも感じますが、日本のロールキャベツがお好きな方なら、違和感なくおいしくいただけます。よく煮込まれていて味もしっかりついてます。
ああ益々、ワインが・・・な気持ちに。
右のサワークリームソースがまたいいのよね。そして、野菜もおいしい。これにパンもついてきます。
コーヒーとデザートもついて、1200円ほどでした。とても、お得に思いました。
ティラミスとコーヒーのデザートを食べ、お客さんも少なくなりほっこりしていると、アントアネッタさんが、ご自分が作ったという、ルーマニアの家庭おやつのようなものをサービスで出してくださいました。揚げパンのようなものです。
その手作りおやつはルーマニア語だったので、覚えられなかったのですが、素朴な風味でおいしかったです。
クリスマスの時期だったので、温かい雰囲気の飾りつけでした。
丁寧な日本語で、ルーマニアのことを教えてくれましたが、可愛らしいし、とっても気さくなの。この日は普段着でしたが、いつもは民族衣装で対応してくださるそうです。
グループのパーティにも対応してくださるとのことで、奥に少し大きめのテーブル席がありました。家族や友達の集まりによさそうですね。
ちょっと前の写真なので、内容が変わっていたらごめんなさいね。