今宮神社のあぶり餅対決
京都ピープルはあまり行列しないけど、ここだけは並んでるって店の話
同じ系統の食べ物の店を両隣もしくは、向かいに構えてどちらの店も行列を作っていると言うところが、京都市内に数カ所あります。これを対決と呼んでいいのかどうか分かりませんが、よく知られた風景ながら、あまりガイドブックに載っていなかったりします。
最近の対決模様だと、ちょっとは落ち着いたのかどうか分かりませんが平安神宮東の岡北と山元麺蔵のうどんが、どちらも大行列で多くの人に知られています。「これ近所の人たち大変だろうなぁ」というレベルの長さです。
でも、15年前はこの場所には、岡北さんしかなく、こういっちゃなんですが接客がいまいちで、山元麺蔵がやって来たので便乗して有名になった感があります。競争の原理が働いて、それなりに味や接客も向上しているのかも知れないので一度行ってみたいと思います。でも、たぶん2時間行列は覚悟の上ですね^^;
まあそんな、市内の対決模様を偏見を加えつつご紹介しようというわけです。
あなたは一和派ですか、かざりや派ですか?
上の一枚目の写真は、今宮神社の参道にあるあぶり餅屋さんの行列です。参道を挟んで列がふた手に分かれています。北側が一和(一文字屋和輔)、南側がかざりやです。
暇なシーズンは、両側のお店の前でお客さんをお誘いするおばちゃんたちの熾烈な対決?が見られます。
市内の人には有名で、一和orかざりや、どちら派?と言う話になるわけなのですが、意外と観光マップには載ってないんですね。
京都外からここだけを目指して観光しに来る人は少ないと思いますが、最近お店が色々とできつつある船岡山周辺や、大徳寺観光の際はちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
この日は、何かおまつりの前の日にあたるのか、女の子たちが、飾りをもって踊る練習をしていました。 今年の写真ではないですが、新緑の綺麗な季節でしたので、今宮祭の前くらいだと思います。
参道のあぶり餅をいただく前に、まずは参拝ですね。
今宮神社の歴史や背景はこちらです。
http://www.imamiyajinja.org/top/index.html
私は一和さん派なんだけど、今回はかざりやさんに入ってみた
かざり屋さんも、一和さんも、店の前の光景が、絵になっています。みんな大きなカメラを構えてシャッターを切っています。香りが新緑の風にのって漂います。読んで字のごとく「あぶり餅」です。
これは、一人前です。値上がりしていなければ500円位です。白みその甘いたれが、あぶり餅に絡まり、すごくおいしいです。たぶん、二人前くらい平気で平らげてしまえると思います。
味の方は、両店特に非常に大きく違うわけではないですが、一和さんの方は、もう少し焦げがあり、餅が平たく長いイメージです。たれも、白みそというよりは、少したれっぽい感じもするかな。あの味が素朴で好きなんです。かざりやさんの丸っこいお餅は、歯でしごかなくても取れるのが良いと感じました。
ところで、この後の串は再利用なのかな…と野暮なことを考えてしまう…。
水琴窟があり、待ち時間にかけて楽しみました。
お店の門です。
対決!といいながら、一和さんの方の写真がなくてすみません!
一和さんのフェイスブックページが見つかりました。
ご興味のおありのかたはどうぞ
かざりやさんのフェイスブック
あぶり餅 かざりや - Kyoto, 京都府 - 食事できるスポット | Facebook
大徳寺周辺は紅葉の季節の方が有名ですが、船岡山周辺にもお店がいろいろとできていますので、歩いてみようと思います。