庶民的な香りのただよう塩小路堀川の歩道橋より
仕事の用事で、ときどき塩小路堀川の三叉路にかかる大きな歩道橋を渡るのですが、こんな風景にも時々変化があるのだなあと感じています。ただ、徒然なるままに書いてみます。
塩小路堀川の歩道橋より北側をのぞむ。
写真の中央付近が七条堀川の交差点で、西本願寺の屋根がちらっと見えています。宗教行事のときに、すごくきれいな旗がいくつも立てられて、華やかな雰囲気になります。
道は広いですが、駐禁の取り締まりが、誰がどこから見張っているのだろうと思うほど、即座にやってきているのを見かけます。
この歩道橋に道路標識がつけられているのですが、たまにその標識の上で、汚れたカラスが、すごい声で鳴いています。カラスをあんなに近くで見たのははじめて。
リーガロイヤルホテル。昔はグランドホテルと呼んでいました。
ここで夫と結婚式を挙げました。あの時代はまだ結婚式にお金を使ってましたね。京都で社会人となりひとり暮らししながら、4年間で貯めた400マンを全部、結婚式につぎ込みましたw
今となっては、もう少し賢くお金を使えばよかったな。当時は上の展望レストランが回転していました。今年9月にリニューアルするそうで、工事が進められています。
どちらかというと、私はお向かいのアパホテルに泊まって、最上階の大浴場を利用してみたかったりするのですが。
夜の旧・安寧小学校
安寧小学校は、少子化にともない、廃校になった小学校です。春になると、子どもたちのいない校舎でいまだに桜などの花が咲きますが、ちょっと寂しい感じがします。
友達で龍谷大学の大宮キャンパスに行っている子がいて、この近所に下宿していました。だから、遊びに行くときにこの前を時々通った記憶があります。当時はここから小学生がたくさん出てきて、登下校はにぎやかな雰囲気でした。
友達で龍谷大学の大宮キャンパスに行っている子がいて、この近所に下宿していました。だから、遊びに行くときにこの前を時々通った記憶があります。当時はここから小学生がたくさん出てきて、登下校はにぎやかな雰囲気でした。
写真の左上に見えるのは月。ひっそりとした校舎ですが、避難場所や地域の会合など、今も利用されて、時々、校門があいています。
旧・安寧小学校は文化庁の京都移転候補先として挙がっていた場所の一つです。
でも、たぶん、文化庁は芸術大学と一緒に京都駅東側にできる気がする。
歩道橋を降りて、塩小路通りを東側に見た写真。
京都タワーが遠くに見えるのが分かりますでしょうか。日によって、ライトアップの色が違うんですよ。
この写真を撮ったころは本当に仕事が忙しく、家に帰宅するのが、夜になっていました。京都にはネオンサインが少ないので、とても印象的でした。塩小路も、七条も、小さな飲み屋さんがとても多いです。
しかも、京都駅周辺の七条や塩小路によくあるのが「おでん屋さん」
できることなら全部の店に入って、「京都駅おでん店まとめ」とかやってみたい。
それくらい、そそる店がメチャ多いです。
この界隈は、小さなホテルがいくつかあり、外国人観光客が多いです。スーツケースをひっぱる人たちや、レンタサイクルの人たちとすれ違います。
20年のうちに、この風景もだいぶ変わったと感じます。
ところで、この歩道橋は、柵がとても低い部分があり、大きな男の人なら、高さが腰くらいまでしかないので、人とすれ違うときは、まさかのことを考えてちょっとドキドキしてしまいます。廃校になった安寧小学校の保護者は当時なんとも思わなかったのかしらね。