京都にちじょう365 ときどき観光気分

京都に長く住んでいる人が日常の目線で京都の片隅から語ります。 まとめサイト等、他サイトへの文章・写真の無断転載はお断りします。

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女ふたり、桜咲く春の京の町を散歩~後編~(祇園から三条大橋)

祇園はどの角度からも楽しめる街

私たちはいつもかなり歩くので、歩きやすい靴を履きます。バスで移動すると混雑してかえって疲れます。北に向かってなだらかな坂ではありますが、ほぼ平地ですので、レンタサイクルや、地下鉄か電車+徒歩がおすすめです。
祇園では、ちょっとしたお店のショーウィンドーも素敵なので、立ち止まっていたら、いつまでも動けなくなるくらい。予定なしで歩いても十分楽しめます。

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 というわけで、いつも普段着な私たちですが祇園は高い確率で着物の女性多いです。

祇園では、京都の女性の多くが知っているお店に入店。

まずは、加加阿365(かかおさんろくご)さんに入りました。このあたりは祇園らしい雰囲気のあるところです。

www.malebranche.co.jp

京都北山マールブランシュさんは、「お濃茶ラングドシャ」で人気ですよね。私が京都に来たころは、北山のケーキショップとして有名でしたが、山科に工場を持たれてからは飛躍的に店舗数を伸ばし、百貨店さんでも購入できるようになりました。世代を問わず喜ばれるので、よくおつかいもので使わせていただいてます。

マールブランシュ店舗の中でも、こちら加加阿365はチョコレートに特化した専門店です。町家づくりの店舗に入ると女性のお客さんでいっぱい!京都らしさも残しながら、洒落た雰囲気で、スタッフさんの言葉遣いもとても丁寧です。

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ちょこっとエクレアは、よく見ると舞妓さんが描かれていますね。奥に厨房があって、ここで作られているようですよ。男性スタッフさんが丁寧に応対してくださいました。

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当たりくじつきのカカオちゃんスティック。あたりが出たら、5000円相当のボックスに交換してくれるそうです。
ペロペロキャンディーみたいに、スティックにさした状態で販売しています。キャラメル、オレンジ、ストロベリーの三種。色合いも可愛いし、お土産やバレンタインなど、ちょっと配るのによさそう。

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366日分のオリジナル紋入のチョコがあるんですが、上の写真の紫のパンフレットで自分の誕生日の紋を確認することができますし、注文することもできます。

2016年は、うるう年なので、2月29日だけの「流れ星チョコ」が発売されたという記事がありましたので参考までに。(烏丸経済新聞)

karasuma.keizai.biz



 有名なお店や芸・舞妓さんの姿もちらほら

こちら、鳥居本さんは祇園の料亭です。まだまだ気軽に行ける身分ではないので、外からパチリ。有名女優さんのご実家としても知られていますよね。

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鳥居本や加加阿365からは、祇園の歌舞練場や弥生会館が近いので、出入りする芸舞妓さんをカメラを構えて待っている人たちがいました。おつきの人はいますし、毎度のことなんでしょうけど、集団で追われるなんて女性の心情としては怖いでしょうね。

舞妓さんは、弥生会館や、イベント的にみやこめっせの地下の京都 伝統産業ふれあい館で観ることができますよ。着物、かんざし、所作、とても綺麗なのでぜひに。

花見小路で、ちょっとちりめん山椒を見にお店へ。花見小路で人とすれ違うたびに、日本語よりも外国語の方が多く聞こえた気がします。

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そして、四条通の北側へ。祇園小石さんのあめちゃんがかわいくて、季節の風味を出しておられおられるのでショーウィンドーを眺めるのが楽しいんです。

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 2階はギャラリー兼茶房になっています。抹茶パフェ系のお店はどちらも混んでいますけど、こちらは少し大人の女性向け。

www.g-koisi.com

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京都の女性が使う方言「かいらしい~」飴ちゃんでいっぱい。フルーツを使った季節の飴は見た目にも綺麗です。

 

祇園を出て三条通へ、てくてく歩く。

京都駅から三条通りまで全く苦にならず歩いてしまいました。途中、さまざまなお店(帆布やさんや、風呂敷屋さんなど)にも寄ったのですが、二人とも夢中で見たので、祇園を出たあとは最後の「まつひろ商店」まで写真を撮り忘れてしまいました。笑

がまぐちのお店は、色々とありますが、わたしは「まつひろ商店」さんが好み。とてもリーズナブルで、同じ柄のがま口でも柄の出方も違いますし、昔ながらの手作り感にあふれているからなんです。

三条本店と上七軒にお店があります。観光される方には町家造りの上七軒の店がおススメ。土間で靴を脱いで上がり、畳一面に置かれているがま口を選ぶことができます。柄の違うのが欲しいと店員さんにお願いしますと、作務衣のスタッフさんがテキパキと探して勧めてくれるんです。

matsuhiroshoten.com

 

下の写真は、まつひろ商店の三条本店。観光向けな雰囲気のお店ではないですが、三条京阪から近く、三条通に面して便利なので近くに来たら立ち寄ることがあります。

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この日は、お出かけ用のソーイングセットを入れるための、てのひらサイズのがま口を買いました。もう二回り大きいがまぐちは、家で使う裁縫道具を入れています。マチがあるのでたっぷり入りますし。

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包装紙もかわいいですし、シールもこんなにキュートなんですよ♪ とっても、お手頃価格なので、同僚の女性に配る京都土産におすすめしたいと思います。

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飛び込みで入ったカフェ「shuhari六甘」が素敵だった。

東山通から三条大橋手前まで来たので、どこかで一服しましょうということに。でも、三条大橋を渡ると混雑するので、三条京阪上の「KYOUEN」内でどこか喫茶するところがないかと探し、なんの下調べもなく入ったのがこちら、shuhari六甘(しゅはりろっかん)さん。

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テナントとして入っておられるお店だから、と、あまり期待せずに入ったら(ごめんなさい)とっても雰囲気がいい。ソファーもくつろげますし。周りの人たちも、大人のデートで来られているとお見受けしました。

www.tables.jp.net

歩いた体には、紫蘇のジュースがとってもさわやかでおいしく感じました。甘味処専門かと思ったら、ヘルシーなランチやもつ鍋もあるんですよ。

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さて、この春はどこを歩こうかしら。

 

「女ふたり、桜咲く春の京の町を散歩」 おわり。

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