京都・吉田神社の節分祭に毎年行ってしまう理由
吉田の節分祭は大人もワクワクしてしまうお祭
この賑わいは楽しいです。50万人もの人出があるそうですよ。
吉田神社のホームページは⇒吉田神社
週末に節分祭が重なるととても人出が多くて大変なのですが、今年2016年の吉田神社の節分祭は2月2日(火曜)・3日(水曜)ですから、さほど多くはないと思います。毎年、東大路側から近衛通りに入り、門をくぐって本宮にたどり着くまで、特に夜の参道はいっぱいです。両脇の出店も楽しいですが、まずは参拝してから。基本的に左側通行です。
写真は、京都大学の正門の前を通過して、近衛通り側から節分際の門を入るところ。
もう20年ほど前から毎年のように吉田の節分祭に行ってますが、「節分」といえば立春の前日にも関わらず、みぞれや雪が降り、どんな格好をしても服の隙間から冷気が入り込んでくる気がするほど寒いです。吉田山は平地より若干高いですから、より厚着をする必要があります。今年は、日中はそれほど寒くなさそう。でも、夜はだいたい寒くなります。この写真は昨年のものです。
本宮でひくおみくじが、可愛いだるまさん
数年前に購入したものですが、てのひらサイズでかわいいんですよ。この中に筒状のおみくじが入っていました。
これは一昨年の写真ですが、本宮前の交通整理がうまくいってない様子でした。普段は静かですので、パワースポットの雰囲気を味わいたい方は平日に参拝をされるのをオススメ。
本宮前に、3日の夜に焚き上げられる火炉祭のためのお札を納めるところが設けられています。環境保全のため、プラスチック等ははずして納めます。何人ものお宮の方が、偏らないように、バランスをとりながら置いて行かれます。
私も何度もお札を納めさせていただいたのですが、残念ながら点火される深夜まではここに居たことがありません。
吉田神社で鬼に出会う
2日の夕方から追儺式(ついなしき)という鬼やらいの神事が行われるのですが、これは数年前の写真です。参道の途中で鬼さん方や裃を着た方々と出会いました。
このスタイルは、鬼をやっつける役の四つ目の「方相氏」だったかも知れません。前からは撮れませんでしたので、ちょっと定かではありません。
吉田神社の八百万の神(やおよろずのかみ)に参拝
本宮のさらに奥、東側の坂を上っていくと、大元宮があります。こちらは全国の神々をおまつりしてありますので、ここを参拝すると、八百万の神に参拝したことになるのだとか。吉田山の頂上に近いですが、たくさんの方がこられています。
良く見ると、扉に各地方の神社の名前が書いてありますよ。
追儺式の間は、本宮に参拝できなくなりますので、こちらの方に上がって参拝されると良いと思います。こんなにたくさんの神社に参拝することになって、なんとなく欲張りな感じもするのですが、気にせず八百万の神のご加護のあらんことをと祈ります。
京都の吉田神社といえば、京都大学の東側にあることで有名ですが、現役の京大生に聞いたところ、「参拝すると落ちるというジンクスがあるから受験前には行かないんですよ。」と言ってました。
引き続き、こちらの記事「京都・吉田神社の節分祭 参拝後のイロイロなお楽しみ」もご覧ください。