鞍馬の火祭2015はいよいよ明日10月22日ですね。もみくちゃ覚悟で早めの行動を
もう三回くらい行ったけど、いまだにクライマックスを見られてない祭
フェイスブック:由岐神社のページより
京都では、毎年10月22日は、時代祭と鞍馬の火祭という大きな祭が行われます。体力のある学生さんなら(特に他県出身の方は)記念に、丸一日使うことになりますが、どちらの祭も見ておくと良いでしょう。
個人的には、時代祭より、鞍馬の火祭の方がおすすめです。なぜかって?
時代祭は見てる側より、参列している人の方が楽しそうだからです(笑)時代祭は、平安遷都1100年記念にはじまった祭で、宗教的背景がないのでコネクションがあれば出られるらしいです。
行列系のお祭はいくつかあるんですけど、スムーズに進むんじゃなくて、途中で列がストップするから、興ざめなのよね。その昔は渋滞もなければ、信号もなかったわけで。
鞍馬の火祭が良いと思う理由は、男性が大きな松明を持ち、伝統に従って勇壮な衣装をまとっているところと、小さい子どもたちも誇らしげに歩いているところですね。
でも、(これは実際の場面を見たんじゃないですが)テレビで鞍馬の火祭の様子が映し出され、かみしもを着た人たちが厳かな雰囲気の中をゆっくり歩く姿を見たことがあります。やっぱり「京都の祭」なんだなと感じました。火祭と行っても、喧嘩祭りのようなものではなく、厳粛な神事なんですね。
鞍馬への行き帰りする時間を考えて
日中は市内を歩く時代祭の行列を見たら、早めに叡山電車で鞍馬駅に向かいましょう。京阪電車出町柳駅を地上に上がったところに、叡山電車の出町柳駅があります。
一応、叡山電車は火祭ダイヤとなり、いつもよりは本数が多めになりますし、叡山電車の鞍馬駅発・出町柳駅行き最終ダイヤが23日の0:01ですが、ある程度、火祭の様子がわかって、「もっと見たい」、と気持ちに余韻を残したところで切り上げて、鞍馬駅に戻るのが無難です。大行列で、乗れないことはないかもしれませんが、ギュウギュウです。
青年が神輿の先に開脚してぶら下がるチョッペンの儀というクライマックスを見たことがないのですが、それを見てからだと、電車に乗るとき並みの混雑ではないと思います。ちなみに、交通規制が解除になるのも、深夜2時ですから、車での乗り入れはできないと思った方がいいです。
そして…何度か本当に聞いた話なのですが、鞍馬の火祭を見るために地下鉄の「鞍馬口駅」で降りた人がいるそうですが、叡山電車の鞍馬駅です、間違わないでくださいね!
鞍馬は、京都市街地よりも紅葉は早いですが、色づくにはまだ早いです。でも、夜は寒いので防寒着をお忘れなく!