京都にちじょう365 ときどき観光気分

京都に長く住んでいる人が日常の目線で京都の片隅から語ります。 まとめサイト等、他サイトへの文章・写真の無断転載はお断りします。

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京都市内のランドセル、「ラン活」いらない京都府下のランリック

ランドセル購入に10万費やす時代

みなさん「ラン活」という言葉をご存知ですか?

ランドセル活動の略で、来春の入学に向けて今のうちからはじまるランドセル争奪戦のことです。土屋鞄のランドセルなどは、私の知人も購入したことをフェイスブックにしたことを嬉しそうに報告してくるくらいですから、相当な人気なのでしょう。

こうした人気ブランドは受付開始した瞬間に注文の電話が殺到するのだとか。

でも、京都の場合、学校指定の「ランリック」というものも存在しています。

何かといいますと、ランドセル型のリュックサックのことです。京都市内は、ほぼランドセルですが、ランリックエリアもあります。京都府下は、ランリックエリアが優勢じゃないかと思います。

 

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ランリックとはなんぞや?

ランリックは、「ランドセル型をしたリュック」のことですが、京都府向日市の株式会社マルヤスさんの登録商標です。

withnews.jp

こちらの記事の引用をさせていただきますと、ランリックとは、先代社長が、地域の学校の教頭先生に「高級なランドセルを変えない子どものために、代わりになる鞄を作って欲しい。」と頼まれて、開発したもの。

「軽くて子どもの動きが機敏になる」、「安くてほかの入学準備にお金がかけられる」、と保護者に好評だったんですって。

 誕生から50年が経っても愛され続けています。

 

ランリック経験者の体験談

ランリックエリアに引っ越したので、うちの子の小学校時代はランリックを使いました。当時の価格は6000円程度と(現在は7~8000円)格安。

体が大きくなって、もし、2回目にワンサイズ大きなものを購入することになっても、さほど出費が痛くないのです。

ランリックの学校はたくさんありましたが、背中の校章で区別がつきました。また、うちの学校は、ランリックは絶対ではなく、ランドセルを選んでもOKでした。祖父母からプレゼントされたランドセル使用ももちろんOK。市外からの転校生も、そのままランドセルを使っていましたので、自由な感じでした。

 

ランリックのいいところ
  • 高価なランドセル購入の心配をする必要がない。
  • まわりのみんなとほぼ同じ
  • 軽くて安くて壊れにくい!(700g)
  • 重い教科書を入れても丈夫。

 

ランリックの改善して欲しいところ
  • 個人的にはもう少しお洒落がいい。(ランリックⅡは改善されている)
  • 肩掛けが細いのでたくさん詰め込むと肩に食い込む。

 

あと、個人の問題なのですが、ランドセルに比べて軽くて高級感がないので雑に扱いがちです。動きの激しいダンシが、下校途中に友達と引きずりながら帰っているのを見かけました。ママの気持ちになると・・・(ノ_< ;)ですね。

 

また、小柄で細い子にとっては、ランドセルの方が肩掛けが食い込まず背中にフィットするので、ランドセルを選んだという近所のお母さんもいました。

 

ランリックの将来は、大人向けに全国展開もいいかも?

私はランリックのこの色合いとデザインが好みではないんですが、お洒落なバッグとして人気のあるKANKENの鞄を背負っている若い人をみて、

アレ?!と思いました。KANKEN、なんとなく、ランリックに似てる(笑)

 

 

さきほどのリンク先の記事によると、ランリックがメディアで紹介されて、すでに一般の方から使いたいと問い合わせが入っているようなのですが、

中間色のバリエーションを増やして、ポケットの校章部分をオリジナルにしたり、金具をお洒落にしたら、なんかステキになるかも知れませんよ?

そうなったら、「京都ブランド」として、ひとつ欲しいかも。

この先、子どもは少なくなるばかりです、ぜひ、大人向けにも作っていただきたいです(^-^)

 

 

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