日の出湯・京都駅から近い、レトロ癒しな銭湯。高速バス利用者にもおススメ
昭和初期に建築された日の出湯
京都駅で着替えたい方やパウダールームを探しておられる方のためにお勧め記事を書きましたが、ここも京都駅や東寺駅から徒歩圏内で親切でしたので、ご紹介します。
昭和の初期に建てられたとあって、今ではたぶん建てられない背の高い木造建築です。見上げるようにして写真を撮りました。この佇まいがわたし好みで、一度行ってみたいと前から思っていたのが実現したのです。
私は観ていないのですが、2010年映画「マザーウォーター」のロケ地にもなっていたそうです。このあたり一帯がなんともいえない情緒のある風景となっています。
このノレンの雰囲気が日の出湯にぴったり。入口の引き戸とタイル、すりガラスがいい感じです。男性の出入り口は向かって右側にあります。
中に入ると天井がすごく高いです。でも、木造の温かみを感じます。許可を得て撮影。木造のロッカーがこれまた雰囲気を感じるものでしたが、そちらは撮れませんでしたので、ホームページをご覧ください。または、現地へ足を運んでください♪
これは出入り口付近の写真ですがこの明かりの下に番台があります。番台の女性は、こちらのおかみさんか雇いの方かは分かりませんが、一見客の私にも親切にかごの使い方などを教えてくださいました。
京都マラソンに出られた方ですか?と聞かれたのですが、京都マラソンに協賛されているそうです。
毎年、京都マラソンを終えた方が、一風呂浴びて行かれるそうです。マラソン参加者のために一定期間ノートが用意されており、リピータとみられる方がお礼を書き込んでおられました。
普通の銭湯価格430円です。石鹸シャンプーリンスは100円程度、お茶やジュースも100円前後で購入できます。
お風呂そのものは、ジェットバスはありますが、普通のお風呂です。お湯は熱すぎずぬるくもなく、とても浸かりやすい温度でした。サウナは使用不可となっていました。でも、大規模な改修をするよりも、このままでずっと居続けて欲しいですね。
日の出湯へのアクセス
徒歩
京都駅八条口を出て、西へ進んでください。イオンの西側は堀川通になっているのですが、イオンの一番南西角の交差点が、歩道橋のある油小路東寺道の交差点になっています。伏見稲荷大社御旅所側に渡り、東寺道を西へ。お地蔵さんのあるところに「日の出湯」の案内がありますのでその細い道を南に入ってください。
車
堀川通を東寺道へ。西向きに走ると小さな日の出湯の看板が見えます。看板から奥へ入る通りは非常に狭いです。大型車は厳しいと思いますが、奥は少し広くなっていて、日の出湯の前に2台くらいなら停められそうでした。