京都にちじょう365 ときどき観光気分

京都に長く住んでいる人が日常の目線で京都の片隅から語ります。 まとめサイト等、他サイトへの文章・写真の無断転載はお断りします。

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熊本の旅なら、情緒あふれる人吉で温泉と球磨焼酎をおススメ

f:id:honeysuckle01:20130331105339j:plain坂本駅に停車中のSLひとよし号

私の田舎を紹介します。京都からちょっと遠いですが焼酎だけはおすすめです。

京都のことを褒めたりけなしたりしてブログを書いていますが、京都生まれの夫から、方言がきつすぎて言葉がまったく聞き取れなくてクソ田舎扱いを受けているわたしのふるさとをご紹介します。

なぜ突然こんな京都に関係ない記事を書いているかというと、親不孝者なのでもう3年くらい帰っておらず、そろそろ孫の顔でも見せるのに帰ろうかと正月の旅行プランを検索していたら、ふっこう割いいじゃん!ということに気が付きました。

熊本の最南端で宮崎県境にあるのですが、町民も山が険しくてその県境まで行ったことがあまりないような、そんな町です。特にスゴイ観光地はなくブルートレインを買い取ってホテルにしたので、マニア様が遠方から宿泊に来られます。

f:id:honeysuckle01:20130801141003j:plain引退したはやぶさをホテルにした「ブルートレインたらぎ」
http://www.bluetrain-taragi.com/

www.bluetrain-taragi.com


中は、ちょっぴり鉄臭いあのブルートレインが、そのまま宿泊施設になっています。でも、安心してください。お手洗いなどは綺麗に改装されていますし、むかいに「えびす温泉」というお風呂もあります。食事処も隣にありますし、多良木の駅から降りてすぐです。

ふっこう割にブルートレインたらぎは使えないかもしれないですが、熊本に何泊かするうちの1泊をここにすると楽しいかもしれません。

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お手洗いと洗面もきれいにされています。

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町立のえびす温泉もむかいにあります。露天風呂もありますし、町民以外でも、だれでも漫画や新聞を読みながらくつろいでいる広い座敷があります。利用者がてんこもりになることはないので、のんびりできますよ。

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高校時代は人吉までこの駅から三年間通いました。懐かしいです。

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 何もない町ですが、たまに帰ると充電できます。

観光するなら人吉がお勧め

通っていた高校が球磨郡に隣接している人吉だったのでこちらもふるさと同様の思いがあります。ホテルや温泉もあり観光するのに便利です。 旅行代理店のパックにも人吉が入っているものを見かけます。

町の人の人柄はいいですよ。なにせ人吉ですからね、と言いたいところですが、実は人吉の由来は人が良いんじゃなくて、「舎」の漢字から来てるらしいです。その前に人吉ってどこや?とおっしゃる方もおられると思います。熊本の一番南に位置し、県境にあるため、文化的には、鹿児島や宮崎の影響も色濃く受けている町です。地震の影響も熊本市内に比べると、少なかったように思います。



熊本市内からさらに列車で2時間かかるところです。レンタカーで高速使って一時間半くらいかしら。この景色は、八代から列車で見る景色です。とにかくトンネルが多い。でも、鉄道好きなので、あえて2時間揺られながら帰ることもあります。

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八代から人吉まで球磨川の両側に山が続いて、列車の旅が楽しい。

SLひとよし号です。私の幼少時は矢岳駅に展示されていましたが、みごとに復活して走っています。真横で見ると、熱気が伝わってきますよ。期間限定で土日や長期休暇などに走っています。

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www.jrkyushu.co.jp

 

楽しみは駅弁。ふだんは栗弁当を買うのですが、このときは鮎弁当を買いました。

なにも刺激的なもののない山と球磨川の続く景色を眺めるのは、心癒されます。

ラフティングや球磨川下りの船の人々が手を振っていることもあります。

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※人吉球磨ではないですが、ですが、もし、熊本市内を経由するなら、菅乃屋さんの馬刺しも食べてみてください。お取り寄せも可能。(゚д゚)ウマー 馬肉専門店【菅乃屋】

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人吉市内をのんびり温泉でも入りながら歩いてみてください。

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人吉城址から球磨川越しに見た風景。旅館が並んでいます。目の前を球磨川くだりの船が下って行きます。ゆっくり歩いてぐるり市内を見て回れるようなコンパクトな町なので、温泉でも入りながら歩かれるといいですね。人吉の銭湯は、銭湯価格ですが、すべて「温泉」です。

さっきの写真の旅館群は九日町通り側からみるとこんな感じで、かなり豪華な観光地化してきています。実家があるので、旅館には泊まったことがありませんが、義母さんなど連れて来たいですね。 

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人吉は、小京都と呼ばれているような町ですが、京都とは全然違います。「小京都」と呼ばれている町は全国あちこちになり、町おこしのためにその呼び名を使うのでしょうけど、京都にとっても、その町にとっても違う表現にした方がよさそうな気がします。

それでも、城下町の雰囲気は、いいものですね。

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昔の船着き場もあります。

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忘れちゃいけない、人吉に来たら、ぜひ球磨焼酎を飲んで欲しいですが、予約なしでも見られるのが、繊月さんの工場。試飲コーナーもありますよ。

本格米焼酎 繊月/繊月酒造

人吉球磨には、「球磨拳」というオリジナルじゃんけんがあり、焼酎を吞みみながら酔いつぶれるじゃんけんするという文化があります。おまつりの後とかにやってます。でも、女は大変です、母を見ていて思います。

いつまでたっても球磨弁を覚えてくれない夫も、球磨焼酎だけは喜んで飲むようになりました。焼酎は飲んでも翌日まであまりひびかないです。食べ物の味を壊さないので、美味しくいただけます。

人吉のパワースポットといえば、国宝青井阿蘇神社。

何年か前に国宝に指定された青井阿蘇神社。地元の人には青井さんと呼ばれて親しまれています。阿蘇からは遠いのですが、阿蘇神社のご分霊なのだそうです。

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この蓮池もきれいです。

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 鴨に餌をやることもできます。人吉駅から徒歩5分ほどのところにあります。

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人吉球磨の景色は、漫画の夏目友人帳の背景に使われていて、「巡礼」?する方も多いそうです。 

 

 

人吉駅からふたたび駅弁を買って帰るのが楽しみなんです。これは駅前のからくり時計。人吉から宮崎方面への列車も楽しいですよ。

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ふっこう割クーポンが使えるサイト

期間限定ですが、お得なふっこう割で秋の美味しい九州を楽しんでください。

じゃらんネット>> http://www.jalan.net/dp/theme/campaign/20160701/kyusyu/

JTB>> http://www.jtb.co.jp/kokunai/brand/ace/promotion/kyushuiko/index.asp

HIS>> http://www.his-j.com/kokunai/kanto/tour_info/kyushu/fukko/

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