もう帰らないかもしれない。
もう帰らないかもしれない。
京都から関東へ息子の進学のために引っ越して5年が経とうとしている。最初は高校卒業とともに、すぐに帰ってくる予定であった。
しかしながら、息子が高校入学の部活として始めた和太鼓を楽しみ、そのまま同じ学校法人が運営する太鼓社会人サークルに所属することとなった。それももう2年となる。
長く生活を続けていると所属先で友達ができたり付き合いが増えたりして次第に輪が広がっていく。その心地よさを今更ぶった切って帰ると言うのもなかなかハードルが高い。
(先日、夫婦で帝国ホテルに泊まった。ただし食事はお洒落なレストランではなく、有楽町の居酒屋を梯子してまわったんだけれども。)
もちろん残してきた家族のこともあるし、夫婦が離れて暮らすと言うのは良くないと言うのもわかっている。夫とはまめに連絡を取り、他愛もないことを話すのがちょうど良い。
夫は初めは寂しがっていたが、私たちがいない生活に慣れ、毎週、休みの日のワークアウトとその後のサウナ通いを楽しみにしている。調理師免許を仕事の延長で取った夫は料理がうまく、バランスのとれた食生活のため私たちがいなくなってからの方が痩せて健康的になった。
私も夫と離れて暮らしたことで、イライラすることも少なくなり、都会生活の楽しさを味わいながら時々帰る京都の良さを味わうことができ、心の余裕を感じている。夫もたまに来て、非日常を楽しんでいる。
それでいいんじゃないだろうか、と思う。
こうあるべきだとか、これが理想とか考えだしたらキリがない。
今年の初めに弟が、そして今月初めに義兄が急逝した。2人とも全く兆候がなかったし、それぞれ別の原因ではあるけれども、突然亡くなってしまった。
人生は短い。好きなことを好きなようにしたい。誰かに指図されるような生活ではなく自分が心地良いと思うことをやっていけばいいんじゃないだろうか。
わがままだと実家の親族には言われているけれども、家族の事なんて周りの人にわかるわけがない。
末の弟が亡くなったことで、実家を継ぐ人がおらず、実家を私に継がせようとしている両親。私は3拠点をまたぐことになるのだろうか。
頭の中を整理しないといけないことがたくさんのまま、一年が終わろうとしている。
カステラ ド パウロ 北野天満宮のポルトガル菓子屋さん
カステラの元祖・ポルトガルの焼き菓子をいただきに。
知り合って15年ほどになる、歳上の悪い友人と、帰省時に北野天満宮のポルトガルのカステラやさんでお茶しました。彼女のリクエストです。いつも珍しいものや美味しいもの、美しいものへの嗅覚が鋭い彼女に従うと、ハズレがありません。
ラジオで聴いて、カステラドパウロに興味を持ち、店を調べたとのこと。私が以前、北野さんにきた所、この店はありませんでしたから、比較的新しいと思います。
会っている間中、彼女の毒舌は健在でした。
私に、もう暫く京都に帰ってくるな、その方が貴方は幸せなはず、と夫婦仲をぶち壊しかねないことを言うんですよ。(^^,,)
といいつつ、私に帰ってきて欲しくない理由は、彼女の旦那さんの都合で関東に引っ越しの可能性があり、またそこで一緒遊べるからですけどね。^_^💦
まあ、結婚して20年、決して平坦な生活ではなかったことを彼女はよく知ってるということもあるのですが。でも、私は今、幸せです。
夫とは離れている方が不思議とお互いのペースを守れるし、喧嘩もしなくて済むし、むしろうまく行く。京都の素晴らしさと旦那の良いところを垣間見るくらいが丁度良いと思ってます。
いずれにせよ、関東ライフもあと1年ほどです。
さて。話はお店に戻ります。元造り酒屋の蔵を生かしたお店。白い壁と木の部分との切り替えが暖かみがあり、可愛らしいです。カステラ ド パウロの看板、木枠がステキ。
扉はガラスの下が、マジョリカタイルになっていて、これまた美しい。
ポルトガルの民族衣装可愛いですね。刺繍も綺麗。
そして、こちらは結婚式で使うドレス。重厚なレースが幾重にも重なり、足元までしっかりレース。あまりの美しさに言葉を失い、暫く息を飲んで見つめていました。
鶏、ガロのベル。二階の席からはこれを鳴らし店員さんを呼びます。
この鶏「ガロ」の言い伝え、私は知らなかったので調べてみたところ、こんな話がありました。
罪の濡れ衣を着せられそうになった人が、裁判官の家に行き、テーブルの鶏が処刑前に鳴いたら執行を止めるよう言ったところ、奇跡が起きたそう。
それから、幸せの鶏、ガロとして知られているようです。
これ、何処かで見たことがある、と思ったら、先日、横浜の元職場の送別会で、ポルトガル料理店を使ったときデザートで出てきたあれと同じだわ^_^
https://yokohamalife.senmon-shop.com/entry/2019/09/29/205747
パオンデローの甘く優しい卵の風味に魅了される
引き続き、話はお店に戻ります。酒蔵を利用しただけあって、お店の吹き抜けは気持ちいいです。
この、真下にレジと持ち帰りカステラやお菓子のショーケースがあります。
注文したのは、四種のお得なカステラ食べ比べセット。
コーヒーが最高です^_^
カステラは、パオンデロー含む、ポルトガルの三種と、手前の長方体の日本のカステラ。パオンデローは、奥の容器に入ったものです。
カステラの原型のようなものです。
右側にチラッと見えるのもカステラです。塩が少し効いて、より甘く感じます。左側のも、カステラだけど、素朴な風味で美味でした。
このような卵を効かせたフワフワの風味のカステラや、トロリとした生地も日本には無いもので珍しかったのですが、二人の意見が完全一致だったのは、手前の長方体の、日本のカステラが一番美味しかったこと。
お店の店主が長崎で得てきた技術だそうですから、味は確実ですね。
甘く、ザラメのきいた一般的な日本のカステラの味わいに慣れてしまっているという事なんでしょうね。
色々な、お菓子を買い求めてひっきりなしにお客様が来ていましたから、そちらも味わってみたいです。
レストラン再會(さいかい)山科・椥辻の雰囲気良いお店
山科のランチならこちら、「再會」がおすすめ
ずっと憧れていた素敵なレストラン「再會」。でもなかなか入る機会がなかった。なぜなら、車苦手で、自在に操ることのできない私には、山科椥辻へはなかなか行く機会がないからだ。でも四半世紀前に私が京都に来た時には既に、そこにお店があった。
時間が経つ毎に憧れる思い。元々のお店もアンティークな雰囲気が漂っていたが徐々に経年の雰囲気が表れてきた。特に樹木。
バラが素敵。つるバラなのか、絡みついて背が高い。英国の庭を想像させる。
看板は鶏マーク。なんと年中無休である。いつ行っても憩いの場のあることは素晴らしい事。
駐車場からはアーチをくぐると、店のドア前まで庭の中を歩くことになる。
お店はこのように、広いスペースにアンティークのテーブルと椅子が。冬は暖炉も入るそうだ。
テラス席もいくつかある。愛犬を連れて過ごすことが可能。この後しばらくして、ワンちゃん連れでいらしたご夫婦のお客さんが、ローストビーフサンドを注文。
9月末の気候は穏やかで、店内もテラス席の方々も朝からゆったりとした時間を過ごせたと思う。
私たちはおばあちゃんと、夫と子どもの4人で来店。私とおばあちゃんは、カツカレーを注文。このサラダはカツカレーについてきたもの。
サラダというよりは、アッサリとしたピクルス漬けのよう。酸っぱくはない。
こちらは、夫と息子のセットメニューについてきたサラダ。彩りが綺麗だった。
ナフキンが可愛らしい。
そして、ご飯の上にパークカツがドーン、
そこへ、トロリとしたカレーを半分ほど載せる。
うん、よく煮込まれたカレー。あまり辛くない。カレーには牛肉がトロトロになるまで煮込まれたものが入っていて、トンカツの風味を邪魔しない。
揚げたてのカツとトロミのカレーを同時にこのような形で味わえるとは。口の中で、素晴らしいシンフォニーを奏でる…いや、とにかく美味しいと思う。
息子はとろける味わいのビーフシチュー。
クレソンが綺麗。ストウブの器が鮮やか。
夫はトンカツのセット。揚げ方が比較的柔らくジューシーだったと。器も面白い。
このレストランは、新十条通という、山科から西へ向けて突き抜ける稲荷山トンネルのすぐ近くにある。
おばあちゃん(義母)は、若い頃何度も義父の車に乗り、このレストランの前を通り掛かったことがあるそうで、その度に義父に「入ろうなー」と誘ったそうだが、洒落たものやハイカラなものが好きではない義父は、ついにウンと言ってくれることがなかったそうだ。
義父が他界し3年になる。義父の命日に近い、義母の11月の誕生日に、夫に、義母と2人でこの店を訪れるように託けた。
紅葉の美しいレストラン再會の庭を眺めながら義母は親子水入らずで、頑固な義父のことを思い出して喜んでいたそうだ。思い出の中で、義母と義父が、まさに、「再会」できたのなら良かった。
そして、約一年ぶりに今度は家族4人で初めて訪問した。
お手洗いもこのように素敵に生花が飾られている。
季節を変えてまた訪れてみたいお店だ。
東海道新幹線 車内販売の、硬いアイスクリームを食す
新幹線の車内販売(お姉さんがワゴンで回って来られる)、なんだかんだで利用してしまいます。旅してる感を味わいたくなるからでしょうか。
新幹線車内販売のアイスクリームは、庶民にとっては、価格もお味も結構なものですが、たまの味わいもよござんすね。
私はバニラ、連れはマンゴー🥭を選択。テーブルに置かれたばかりのアイスはこのように、霜が付いてカッチカチ。
スジャータという会社は、関西ではコーヒーフレッシュのメーカーさんとしての認識が大きいです。植物性油脂のイメージ。
でと、こちらは、乳脂肪分が高い、れっきとしたアイスクリームです。
常温に晒されてから15分ほど経ちますがまだ結露しています。
我慢できないので、ついつい蓋をオープン。(^^)
やはりまだ硬いので、プラスチックのスプーンが入って行きません。
20分以上経過してからいい具合にスプーンが入って行きました。私はスプーンがやっとで入るくらいのカチカチに近いほうが、食感的に好きなので、このように、ちょっとのタイミングの違いで溶けてしまうのは残念なことでした。
味わいは甘さは控えめ、ではないです。
疲れたビジネスマンにも、旅のお供としても満足出来ることでしょう。
マンゴー🥭のアイスも、やはり20分前後で美味しくいただく事が出来ました。
乗車は東京ー新横浜。一つ350円です。
溶けづらいので、降りる直前での購入はオススメしません。^_^
京料理 岡もと 宇治で安心出来る地元のおいしい店
宇治で京料理ならここ「岡もと」さんが地元の人に人気
気の置けない仲間や家族と美味しい食事をしたいとなったときに、多くの人から名前があがるのが、三室戸と黄檗の間付近に位置する京料理 岡本。
宇治は宇治でも、観光地である平等院や三室戸寺には隣接していないため、お店はゆったりとした雰囲気が流れ、地元の人たちに愛されています。
でも、タクシーで京阪宇治駅より数分あれば行ける距離なので、お客さんでごったがえす平等院周辺で、食事するよりは断然おすすめなんですよ。
こじんまりした家族経営されているお店のようですが、私たちが来店して、お昼のコースが終わるまで、4組ほどのお客さんがいらしていて、なじみの方ばかりのようでした。
私たちは初めての来店でした。一見のお客にもかかわらず、とてもよいおもてなしをしていただき、お料理も美味しく、またリピートすることでしょう・・・
場所は宇治東ICの入り口から府道を西寄りにある交差点(角にファミマ)を北へ上がります。駐車場は店の西側にありますが、お店の人に聞くと場所を開けてもらえると思います。店の正面は道路になっているので停めることはできません。
庭の見える席に案内されました。
夏に寄せていただきましたので、鮎のイラストが描かれていました。
京料理 岡もとのお昼のミニ懐石
豆乳とゴマ風味の豆腐。わさびとラズベリージャムというような不思議な組み合わせ。
炊き合わせと、昆布締めの白身魚、鰻、一つ一つが丁寧な味わいです。
京料理は、カエデなどの添えられた葉や器も楽しむことができます。
お吸い物。京都の夏といえば、鱧ですよね。
新鮮なお造り盛り合わせ。
加茂茄子の田楽。
加茂茄子って皮が固くて、素人が料理するとうまくいかないんですよ。でも、なんでしょうね、この柔らかさ。それに、田楽みそがとても美味しい・・・
鮎の白身とコーンを大葉に挟んで揚げたもの。少しだけ鮎の清々しい香りも残っていて、臭みもなく、美味しくいただきました。
四人で行って、息子が大満足するくらいの大きな釜にご飯が出てきました。内容は梅しそ味のご飯でした。
手作りのお漬けもんも美味。人参のぬか漬けって、人参ニガテの人にも、別の香しい風味の食品になるんですよね。ああ美味しい。
一時間ちょっとで、お昼のミニ懐石をいただきましたが、デザートまで出てくるとは・・・もうかなりお腹が一杯だったのに、水ようかんが本当に美味しくて、結局全部平らげてしまいました。
こちらのお店は、仕出しやお弁当をよく利用しているという話を近所の人に聞いていました。お持ち帰りの鯖寿司もあり、注文もできるようです。便利に使えるお店ですね。
貴船神社 山の力を浴びる旅
貴船にいるだけで大自然の一員になれる
夏に帰省した時、叡山電鉄で貴船神社に行って来ました。実は貴船神社に行くのは初めてだったんです。
鞍馬の方はもう何度も登ったのですが、貴船は近いにしてもまた違った空気を感じました。
お寺と神社の違いでしょうか。一言では言い表せないものです。どちらも厳かでありながら、あるがままを、まるごと受け入れてくれる大らかさを感じたものです。
神社⛩と自然の調和の中で、清々しい気分になり、もっと早くに(それこそ学生時代に)行くべきだったなあと感じました。
若いときの感性は、今とは比べ物にならないですからね。
多分、紅葉の🍁季節はより素晴らしいものかも知れませんが、カエデの青さもより目に涼しさを覚える癒しの旅でした。
叡山電鉄の出町柳駅。レトロな屋根、こじんまりとした雰囲気が、可愛らしいです。
向かい側には、旅のお客が喜びそうな、緑色の列車がいました。私はいつもの白いボディに青系のラインが入った、オモチャのような電車に萌えます。
心地よい緑に囲まれながら叡電は進んでいきます。赤に変わる季節もまた楽しいと思います。
叡山電鉄 貴船口駅に到着しました。
貴船口駅からの眺めです。雨上がりの水量が豊富な川から、湧き上がってくる心地よいミスト、山の清々しい香り、これだけで来た甲斐があったと思います。
ここから神社方面の貴船へ向かうバス(160円)に並んで乗車します。歩きだと30分ほどということですので、時間のある方や健脚の方は自然を感じる散策をされてはいかがでしょうか。
川床料理を味わう人達の姿がちらと見えます。
水面に映る川床の灯りが綺麗です。
このように、川縁に、川床料理を味わえるお店がずっと続きます。お値段も観光地価格でそれなりですが、鮎付きの定食なら2000円程であるようです。
岩場の白いしぶきが本当に綺麗です。
貴船神社は縁結びの神様 あらゆる良縁が集まってくる雰囲気
みなさん、スピリチュアルなものを信じますか?
私は、参拝すれば、祈願すれば、なんでも願いが叶う、とは思っていません。でも、良い雰囲気の中に完全に身を置いて、ここからいい「気」を浴びた私が、周囲の人にも自然な形で接して行けるとしたら素敵だし、ちょっとした幸せが広がると考えています。
誰かのため、ということを考えなくても、俗世間から離れて、一旦、自分自身の気持ちをリセットするだけでいいのだと思います。
幸せになるために参拝するのではない。今、手にしている幸せに感謝して自分自身が笑顔でいられるから、誰かを笑顔にできる。
一緒に行く人と、「今の幸せにありがとう」を伝えに行けば、これからも幸せが続くと思っています。そんなわけで、私は夫と息子と、参拝しました。
貴船神社の階段。
旅のパンフレットやコマーシャルでお馴染みの光景ですね。84段あります。両サイドの春日燈籠の赤色と緑色のカエデのコントラストが美しいです。
写真を撮る方が多く、後ろの方が写り込んでしまいました。撮影メインなら平日の早い時間が良さそうです。
上から見ると、かなり高く上がって来たのだなと感じます。
貴船神社の門にたどり着きました。
本殿と社務所への階段にはならんで待つ人が続います。7月の参拝でしたので、七夕の笹飾りが美しく印象的でした。
今回の訪問で感じたのは、とにかく外国のお客様が多いということ。七夕の短冊もインターナショナル。
おやおや、これは何でしょう?
古式ゆかしい京都の神社にもIT化の流れが⁈
フェイスブック、ツイッター、インスタグラムのご案内。しかも、スマホに表示されたWi-Fiが、その名もまさに「POWER SPOT」(笑)
水占みくじ(みずうらみくじ)
ですって。200円お支払いして、この束から好きに抜き取り、境内の小さな溝(神水)に浮かべると、この通り占いが🔮浮き出ます。
中吉
願望 急になりがたし
恋愛 思い直すべし
出産 やすし
病気 長びて医者を選べ
方向 西南に進みて吉
学問 怠るべからず
失せ物 思わぬところにあり
転居 よろしからず
中吉といいながら、結構なダメ出しっぷりなので、水占みくじは、境内に結びつけて来ました。
ちなみにですね、水占みくじは、バーコードをスマホで読み取ると日本語以外でも読めますよ。おみくじの真ん中付近にバーコードがあるのが見えますでしょうか。
「神水」の立て札
1~5の項目。読めますでしょうか。とくに4と5の項目からは、私達の日常の教訓にもなる学びがあると感じました。
涼しく心が洗われ、また気持ち新たに前に一歩踏み出せた旅でした。
さるぅ屋 出町柳駅すぐの京町家でいただく美味いバーガー
出町柳駅2番出口徒歩すぐ、加茂大橋東詰のファミマから数軒東寄りにあるSALUTya(さるぅ屋)さん。
9月に入り季節はなんとなく秋めいて来ましたね。
7月に京都に帰省してきました。今月また帰省する予定なので、早めに記事をアップしないと…!と慌てて更新してます。
ふらっと出町に立ち寄って、なんか美味しいものが食べられる期待に答えてくれる京都らしいカフェといえばここ、と知人が教えてくれた、さるぅ屋さん。
町家を利用した吹き抜けのあるモダンなデザイン。明るすぎず、友達や1人でまったりと過ごせると思います。二階もありますので次回が楽しみです。
私は今回お店におじゃまするのは初めてでした。お店の評判は聞いていたんですが、お味も良く、駅近なのに値段も良心的でしたよ。
私が頼んだのは、さるぅ屋バーガー🍔とドリンクのセット。
パテは、お肉がギッシリ詰まったお味です。お肉感満載です。家でやるとこうは行きません。
ひとめ見た感想は、バンズがでけーよ!という印象でしたが、ギュッと両手で上下を押さえてかぶりつけば、お肉の旨味がレタスやトマトの風味とあいまって、素晴らしいバランス。
左下のは、人参のオカズですが、人参苦手な私でも美味しくいただくことができました。
3人で行ってそれぞれ別のハンバーガーを頼みましたが、美味い美味い😋とみんなかぶりつきました。
こちらは、アボカドの🥑バーガー。
食べた連れによりますと、アボカドのコクがバーガーには、すごくよく合うそうです。
ドリンクとのセットにしても1200円くらいまでで収まりますよ。
チキンのバーガーも美味だったそうです。
小物やコップなどもレトロ可愛いですね。
椅子だけでなく、ソファ席もありました。
お手洗いは庭に面してます。
出町柳の2番出口からすぐですが、叡電の乗り場とは反対方向の南側の出口になりますのでご注意を!
スイーツ類だけでなく、しっかり食事ができるカフェということで、貴重な存在ですね。
スープカレーなども気になります。
京都太秦、ロケ弁(穂久彩)を味わってみました。
噂の穂久彩ロケ弁を食べてみました。
以前、夫から、「京都駅ですぐ売り切れになる有名なロケ弁当があるねん。いっぺん食べてみたいけど、はよ行かななくなる。」と聞いて気になっていました。
と言っても、だいぶ前に聞いた話なので今は話題性に欠けるのかもしれないです。^_^
でも新幹線にでも乗る機会がないと市販のお弁当を食べることはないのでようやく味わうことができました。
お弁当の表紙には、
「ロケ弁当
一人の俳優はんから生まれた我がまま弁当
うちからゆうたらただの贅沢三昧
いっぺん試してみはったらどうですか
ロケ弁・太秦名物」
と、あります。
その、俳優はんって誰え?ということになりますが、ネットの情報だと、某時代劇・仕事人でおなじみのあの方のようです。
肝心の、お弁当の方ですが、確かに色々入ってます。サバが評判とのことですが、塩辛すぎず、ご飯によくあいます。
鰻の一切れもふっくらとした蒲焼きで、この一口サイズがいいのかも?
サバの下に入っていたのは唐揚げで、穂久彩ののホームページに書いてあったとおり、ニンニクを使わずしっかり味付けしてあります。
サクッとして美味しいです。
四角いトレーは季節野菜の炊き合わせ。
京都はお煮しめという言い方はあまりしないように思います。それぞれの材料を出汁で炊いた(煮た)ものを、盛り付けてあります。
しっかり味がついています。
右上のだし巻きは、言わずと知れた京都の甘くない卵焼きですね。
私は東京の築地で売ってるような甘い卵焼きが大好きなのですが、京都のだし巻きをたべると、味わうより「うん。京都のだし巻き」という安堵感を覚えます。
逆に、関東で、京都の卵焼きは甘くないところが良い!と言う人に遭遇したので、好みって色々だなぁと思います。
全体的に美味しいお弁当だったと思いました。
京都駅で販売している場所は、新幹線の改札を入って下り方面側(大阪、広島方面)のエスカレーターの近所にある写真の売り場にあります。
太秦の、穂久彩のお店の住所もありました。
ホームページも参考にしてください。
https://www.hokusai-kyoto.co.jp/bento/
お弁当を、食べながら富士山を眺めたかったのですが、この日はあいにく雲で隠れていました。残念。
鍾馗さん(しょうきさん)は、どこで買えるのかというアメリカ人の質問
鍾馗さんが欲しいアメリカ人
ボスから、「あのさ~、取引先のアメリカの会社の人から、こんど日本に来るとき鍾馗さんをお土産にしたいって言われたんだよね。京都のどこで買える?」と、突然聞かれまして、オロオロしながら調べた話を書くことにします。
※スイカズラこと、このブログ主は、ただいま関東住まいですが、京都に詳しいということで、東京にいる京都ファンからおススメを聞かれたりします。
でも、まさか、鍾馗さんをお土産として買うなんて発想はなかったです。度肝を抜かれますね、海外の人の目線は。
だって、なんせ…瓦ですからね^^;
それに、持ち出しできるのかしら。
空港の税関で何か言われるんじゃないの?こんな重たいワレモノ。
「鍾馗さんってなに?」って方のために、参考までに貼っておきます↓
鍾馗さんを載せる屋根というのは、町家づくりの建物になるので、古い町並みに住んでいる人以外は、ほとんど関係しない世界です。中京出身の友達なども、町家に住んでいたのは親の親くらいの世代までで、今は市内のマンションにうつり住んでいます。
ましてや、上の記事で写している鍾馗さんのいる、ザ・京都な祇園のお茶屋さんに知り合いなどいるわけもなく、ネットだけが頼り…
しかし、鍾馗さんを買いたいというニーズは意外とあるらしく、ヤフーの検索窓に「鍾馗さん」と入れると、自動的に「購入」というサジェストキーワードも出てきます。
実際に、ネットで購入できるサイトを見つけました。「京瓦.com」さんです。
すごい!
瓦って、私にとっては、「屋根の上にかぶせてあるだけの無機質なもの」
まさしく灰色の感覚でしたが、ここでは芸術的な雰囲気を醸し出しています。
京都ならではの味わい深い職人技ですね。瓦の根付(ストラップ)もステキ。ちょっと欲しい(笑)
京瓦.comの製造元である浅田製瓦工場さんは、伏見の某所にあるようなのですが、そこで販売しているわけではありません。
つまり、直接、品物を見ながら買うことができないのです。
それでは旅のアメリカ人を満足させることはできません。
彼(D氏)は、何度も仕事で京都を訪れているリピーターです。
『今度こそ、鍾馗さんをアメリカ🇺🇸に連れて帰る。』と言ってるそうなんです。
うーん困った~ ^_^:
…と思っていたら、ボスが直接電話して、京都市内で注文なしで買える場所を聞いてくれました。
みやこめっせ地下の、ミュージアムショップ「京紫苑(きょうしおん)」という、伝統産業品を展示販売しているお店です。
そちらに、常時、数種類の鍾馗さんを置いているというのです。ああ~よかった!!
ちなみに、ミュージアムショップ京紫苑が併設となっている「京都伝統産業ふれあい館」では、京都の伝統産業ができあがる過程を見ることができます。日替わりで職人さんがいらしてます。
みやこめっせへのアクセスはこちら。
さて、数週間後、ボスから、
『アメリカ人のD氏から、部下のミズS(私のこと)によろしく言っといてくれ、とメールが来た』
とのことで、写真の添付されたメールが転送されてきました。
D氏の部屋には、世界の国々から集めたと思われる大きな木彫りの像や、動物のはく製らしきものや、民芸調のカラフルな壁掛けなどが飾られてありました。
その間に、大きな鍾馗さんの瓦を誇らしげに抱えて立っているD氏の姿がありました。
割れずに持ち帰ったんや~・・・ 良かった~( ^ω^)・・・
その後もボスは、Ⅾ氏へのお土産を何にしようかとか、いろいろ私を頼りにしてきました。そのたびに東京都内で買える京都チックなものを案内して喜ばれました。
ボスは少し前に異動してしまったので残念ですが、こんな京都探求も、なかなか楽しかったです。
サフランサフラン(東洞院仏光寺)で友人とランチ
お久しぶりです。
たまに帰ってる京都での出来事も、どんどん情報が古びたものになってしまい、せっかく撮りためた写真も、すでに思い出としてファイルの奥にしまい込む形となっています。
昔と違い「アルバム」にしまうのではないですがね^_^
今日から新年度、新元号も発表とのことで、気持ちを新たに記事アップしてみます。
昨年末、10年来の友達と仏光寺通りを歩き、サフランサフランさんでランチをいただきました。この木の扉、昔からのたたずまいですが、お店は色々変わったと思います。以前は居酒屋レストラン風でした。
ただ、ここに入るお店はいつも美味しいものを提供してくださるのです。
本当は仏光寺のカフェに寄りたかったのですが、年末で既に休暇に入っていました。
https://www.d-department.com/ext/shop/kyoto.html
開いてなかったのは残念ですが、仏光寺通りには色々お店やレストランが点在していて、楽しむことができました。
旅慣れた大人の方には、是非お勧めしたいエリアとなっています。
日替わり定食を注文。
この日は、チキンのチーズ焼きでした。ボリュームもちょうどよく味付けも濃すぎず、友人も喜んでいました。
お豆腐も美味しかったですが、珍しいと思ったのが、柿のヨーグルト和え。柿は熟柿だったのでねっとりとした舌ざわり。
価格もリーズナブルでした。
お店の中で、席が空くのを待っている人が並んでいてゆっくり出来ませんでしたけど。
今頃は、京都の桜、綺麗でしょうね。
よい新年度、スタートしたいものですね(^^)
聖護院八ツ橋「くり」「抹茶」を頂いたよ^_^
大阪から状況した友人と品川で夕飯食べて新幹線の最終まで楽しく過ごしました。
遠慮なく関西弁で話せるの嬉しい😂😆
お土産にくれたのこれー!
ヒャッハー♪(v^_^)v
くりあんの生八ツ橋ですよ‼️
「定番だけど」と言いながらくれたんですけど、私は生八ツ橋自分で買うくらい大好き😘❤ 京都に半年くらい帰ってないので、嬉しかったです。
参考までに、過去に八ツ橋手作りした時の体験です。聖護院八ッ橋総本店さんじゃなくて、おたべの美十さんの方ですが。
八ツ橋好きな人には試食もできるしおすすめです。
話し戻します。
頂いた聖護院八ッ橋は、季節感のある、くりあんと、大好きな抹茶味ですから、二度楽しめるんです。
まずは、栗あんです。
もっちりとしてニッケ風味の効いた生地に、プリプリっと栗あんが入っています。
栗は細かく砕いてあるので食べやすいですよ。
ちゃんと栗味🌰してます。
そして、抹茶味の生八ツ橋‼️
濃い抹茶の風味が脳髄までググッと突き抜けます。
生八ツ橋って柔らかいからとても食べやすいし、時々また、食べたくなるんです。
私が聖護院八ツ橋総本店さんを推しているのは、味のおいしさだけではありません。
さまざまな障害のある方を雇用し、第一線で活躍できる職場として知られているからです。大企業ではなく、地元の伝統産業を職場に活躍することができるのは、素敵だなと感じています。
http://www.shogoin.co.jp/company/activity/index.html
ちなみに・・・生じゃない八ツ橋ってなに?と
時々仰る方がいるので、念のために言うと、もともとは、このような形の焼き菓子を八ツ橋と言っているんですね。私はこちらも好きです。ニッケの香りがきいてます。
やっぱ阿闍梨餅はウマーイ!手頃な価格だし、職場で配って大好評
カッコつけない、安定の美味しさを求めるなら阿闍梨餅!
京都駅にあるJR伊勢丹、地下一階。
ここはお土産も進物選びにも超便利でよく利用します。新幹線に乗る前にここに立ち寄れば、万人受けするものがそろいます。
せっかくお土産買うなら、京都人も好んで使う物を選ぶのがよろしおすな。
でも美味しいものはそう簡単に手に入りません・・・行列が苦手な京都ピープルも並ぶほどのものはなんでしょう?
土日に行くと、毎度この行列は軽く20人を超えています。この先にあるのは、京都人も、旅行客も大好きなアレです。
目新しさはないですし、定番ですけど、敢えて、再注目してみることにしました。
というわけで、イチオシは阿闍梨餅(あじゃりもち)でしょ!
せっかく阿闍梨餅を買って帰ったのに、中身の写真を撮るのを忘れて、食べてしまいました。ああ~うっかり!!でもそれほど大好きなんです。
職場の皆様は同世代以上の男性が多いのですが、お配りするとすごく喜んでもらえました。多めに買ったので、残ったのを貰おうと思ったのですが、好評にて完売。(笑)
「スイカさん、これ、うまいから東京で売ってないか探しましたよ!嫁さんと子どもの分も、早速買いにいきます!」と言ってくれた人もいましたよ。
でもね…JR伊勢丹地下で買う阿闍梨餅は、いつも私が買うときは少しあったかいんです。これは、京都だけなのかしら。本店や他の百貨店の阿闍梨餅売り場に行ったことがないので、ご存じの方、教えてください。土日に限りなのかも知れませんけど。飛ぶように売れるから、おそらく、出来立ての阿闍梨餅が納品されるんでしょうね。
お味の方はご存じの方も多いと思いますが、薄く茶色の皮がもちっとした食感で、つぶあんの甘さもさほど気にならず、ほんのりニッキ味がするんです。消費期限も短いので、ちょっと固くなったものは、トースターで焼くといい…とのことですが、そんな風になったことないですね。笑 買ったらすぐいただいてしまいますので。
京菓子司・満月の「阿闍梨餅」の由来とは
そもそも、あじゃりってどういう意味なのかあまり考えたことがなかったです。リンク先の説明によると、比叡山の僧に由来するとのこと。大正11年生まれのお菓子だそうで、大正・昭和・平成をまたいで次の年号にも受け継がれていくのですね。
もっとも、京都では100年程度の歴史では全く驚いてもらえないものなのですが、こんなに巷の人に愛されるお菓子を100年変わりなく提供し続けておられること、賞賛に値しますね。
それに、驚くなかれ(いや知ってる方も多いでしょうけど)阿闍梨餅ってこの時代にあって、税込みわずか108円なんですよ!
早くから、労力不足をカバーするためお金をかけて、機械化していた部分があり、値段を上げずに品質を保ってこられたという企業努力があったのですね。このクオリティでこの価格、お土産が決まってなかったら、ぜひお試しあれ。
※後日…
この記事を書いたあと、阿闍梨餅食べた〜い!と叫んでいたら、会社の先輩が京都旅行で買ってきてくれました。
今度は、がっつく前に撮ることができました。うひょー、安定のモチモチ感。
美味しい(^^)
餅といっても、みためはどら焼きっぽいですよね。
その先輩の情報によると、当初ポルタに並んでいたものの、行列が長すぎて進まないので、伊勢丹に並び直しに行ったら全く同じ状況だったそうです。笑
私と同じく、温かい阿闍梨餅をゲットできたとよろこんでいました。
ちなみに、ブックマークのコメントを下さった方によると、京都大丸で買ったときも、温かかったそうです。情報ありがとうございました😊